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中国武術愛好会

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中国武術愛好会
ブログ紹介
螳螂拳、陳式太極拳を練習しています。
個人のHPの日記としてこのプログを利用しています。
日記には番号をつけてますので、番号順に読んでもらえたら幸いです。
尚、HPはブログ名と同じ‘中国武術愛好会’で検索できます。
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(40)HP復活(^o^)/

2010/08/30 23:56
皆様お久しぶりです。 あまりに更新してなかったのでわすれられちゃったかも。(苦笑)

復活と言ってもHPが無くなってた訳ではありません。
実は原因不明のHPにアクセス出来ない病が発生しておりまして、ずっと触る事が出来なかったのです。

携帯やよそのパソコンからは見れていたので、我が家のパソコンに問題があるのは明白だったのですが、そこはそれパソコン音痴の私。家でパソコンに向かう時間がなかなか取れなくなったのも手伝って完全にこのHPは放置状態でした。

まあ、練習仲間を集める為に始めたHPですが、思うように仲間は増えず、私の自己満足的な存在になっている為、まいっか的にもなっていました。(;^_^A アセアセ・・・

ところが、先日娘が原因を発見してくれたのです。

実は私、随分前からタブブラウザを使ってたんですが、これが最近になってページを表示しない(認証しない)ものが増えてきてたらしく、私のHPも承認されないものに分類されてたらしいです。

つまり普通にインターネットエクスプローラーでアクセスすれば何の問題もないと。
何も知らない私は、ず〜っといつものタブブラウザを使い続けてたんですね〜。

という訳で、今後もぼちぼちやっていこうかな〜と思っております。とりあえず御報告まで。


ちなみにこの沈黙期間の出来事と言えば、相変わらずだらだらと練習を続けております。
若干仲間が入れ替わったりとかはありますが、楽しく練習させてもらってます。最近は先生の方針で、推手をする機会が以前より増えました。 格闘系のお友達も出来たので、色々と教わる事も増えそうで楽しみ。
これからも地味〜に だら〜んと練習していきますよ〜。

あとは自転車の仲間が爆発的に増え、色んな人と交流、イベント参加などの機会も増えました。
やっぱメジャーな趣味は人が集まりやすいんですかね? 拳法もこんな風に仲間増えたら嬉しいのに。

とまあ、こんな感じです。
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(39)ブルブルッとね。

2009/11/17 16:14
寒空の中、いかがおすごしでしょうか?

プログ更新しろよ〜 って各方面から催促うけるんですが(苦笑)、 最近拳法について特筆する事とかめっきり減っちゃいました。
というよりも、細かい事を言うとむしろ増えすぎて自分の中でうまくまとめて表現出来ない感じです。

ただ一つ言えるのは、薄紙を積み重ねている実感のみでもくもくと(だらだらと?)練習しているのみです。
そういうと何だかつまんなさそうに聞こえるかもしれませんが、とても充実しております。

現在、陳式太極拳は二路の二週目を御教授いただいてます。
二週目とは言っても二回目ではなく、一週目よりも更に色んな要求が加わった内容という意味で二週目という表現をされています。

細かな手直しや様々な要求があるうち、特に要求されるのはトウ勁。 丹田からブルッと発勁して全身を伝っていく。
もちろん言葉にすれば簡単そうですが、そうやすやすと出来るものではありません。

それでも先生はいくつかの注意点をつげ、後は見様見真似でいいから徐々に実践していくようにと言われます。
最初はとまどいながら動いてましたが、ある程度動けるようになると、これがとてもいい効果をもたらす事に気がつきました。

一週目では細かい手順にわけて行っていた動きを一気に行う為、全身の協調を必要とします。
つまり、今まで丁寧にやっていた分、バラバラでも帳尻合わせればよかったものが、ほぼ全体でまとまっていなければ出来ないのです。 

更に力の流れを止めない事。
人間どうしてもリーチに限界があるので、無意識のうちに手や足が届く範囲までしか勁を浸透させない傾向がありますが、私も御多聞にもれずそんな一人です。(苦笑)
リーチに関係なく、どこまでも飛んでいくような発勁をと先生は言われます。
知らない事を学び、知っていたのに忘れていた事を学び、拳法の練習は本当に興味がつきません。
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(38)生きてますよ〜

2009/05/18 01:12

随分御無沙汰しております。

実は家族に病人が出てしまい、約半年間このブログを放置しておりました。
が、様々な方のお力添えをいただき、おかげ様で良い方向に向かっております。

いろいろと落ち着いてまいりましたので、ぼちぼちではありますがプログも更新出来ればと思います。

とはいえ拳法の練習は相変わらずだらだらと(?)やっております。

最近の中で最も大きな出来事は3月に陳式太極拳の四天王の一人とうたわれる、王西安先生が来日され、近所の福山で講習会に参加させていただいた事です。

講習内容は、雲手と起式をメインに時間をかけて指導していただきました。 これがとても良かった。
先生の動きにひっぱられ、自分のレベル以上の体の調和を感じながら練習出来る感じでした。(あくまで個人の感想です。w)

王先生の陳式は老架ですが、いつも私が習っている新架に置き換えて動いてみて感覚を確認したりしながらじっくりと練習。
もちろん王先生の講習会ですから、新架への応用はあくまでもさりげないレベルで。

話をされる姿勢も丁寧で、太極拳の何たるかを少しでも伝えようとされているのがわかります。

そして午後からは希望者を集めて推手の指導もして下さいました。
たくさんの参加者がいる中、王先生に触れることはかないませんでしたが、推手の実演で先生が呼気と共に脱力される瞬間、まるで着ている着物がスルッと脱げ落ちてしまうような感じだったのが目に焼きついて離れませんでした。
これを見れただけでも参加した意義があったかなと思います。 黙念師容(もくねんしよう=言葉ではなく見様見まねで感覚を得る事)はやはり重要です。

しかしあれから一人練習するも、先生の後ろについて練習した感覚は薄れ気味。試行錯誤の毎日です。
やはり先生の背中は偉大だなと感じつつ。w


そういえば、講習会の休憩中に知らない人から「斉藤さんですか?」って話しかけられて ???となっていると、
「ブログ読んでます。」 ・・嬉しいやら恥ずかしいやら、とまどっちゃいますよね。

練習のモチベーションを上げるために仲間を増やしたくて始めたプログですが、思うように仲間は増えず。
いまや日記や近況報告と化してしまってますが、以外なところで反響があるものです。

知り合いのみならず、こうした場所でこんな体験をするのは実は初めてではありません。
以外にたくさんの人の目に触れているんだなと思い知らされます。

当たり前かもしれませんが、今思えばけっこう軽〜い気持ちで始めたこのブログ。責任持てないような事は書かないように注意しなくちゃなと改めて思いました。



さて、病人の件があり、恒例の花見や飲み会、スノボや他の講習会参加などを控えておりましたので特筆することもないのですが、 最近ではフラワーフェスティバルでの表演はなんとか参加させていただくことが出来ました。
あとは割と熱心で楽しんでくれる練習仲間が増えた事。

それから自分の中では自転車にはまった事。 ・・いや、それって拳法に関係ないじゃん?
そうです。特に関係ありません。w
前から持ってた安い自転車なんですが、たまたま知り合いに高い自転車持ってる人がおりまして、一緒に走ってるうちにはまっちゃいました。

拳法との相乗効果で趣味としてはとても充実しています。 そういえば日中武研山陽支部の坂野さんもロードバイクにはまってられるとか。 

その魅力については機会があればまた。 あくまでこれは拳法のプログですので。(^^)ゞ
記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0


(37)自分のカラダ

2008/11/23 21:28
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急に寒くなりました。

体を動かしてる間はいいのですが、練習のとりかかりがおっくうになったり、休憩中に体が冷えたり、身体的にも精神的にもモチベーションを維持するのが困難な季節になりましたね。

それでも最近は少しづつでも上達している実感が持てるので楽しんで練習しています。
上達というと誤解をうけそうですが、相変わらず同じ注意をされたりしてますし、道のりは遠くどこまで行けるのかさぱりわかりません。
ただ、ちっとも前に進んでる感じがしなかった2年くらい前とは明らかに心持ちが違うだけです。

薄紙を重ねても長い年月をかければ山にもなる。 その薄紙を一枚一枚重ねてる事を実感でき、喜べるようになりました。 結局小さな砂山しか出来なくてもです。

先生をはじめ、先輩や仲間が多少の個人差はあっても真面目に練習している人は確実に変わってきてます。
なので以前にも増して練習が新鮮で楽しいですね。 まったくありがたい事です。

しかし練習すればするほど人間の体ってすごいですね。自分の体なのにちっとも使えてない。 もっと全身を支配下におけたらどんなに素晴らしいか。

よく人間は脳のキャパシティに対して20%くらいしか使えてないって言われますが、ホントだって思いますもん。
冒頭の写真は私の孫ですが、赤ちゃんの股関節って理想的な構造をしているそうです。 すっげー稼動域が広いです。

彼女は毎日自分の体を使いこなすプログラム作りに精を出しております。
私たちは日常行っている肉体行動のほとんどを既存のプログラムに頼っています。

例えば、物をつかむ、走る、座る、等 頭でいちいちどの間接をまげてのばしてって考えてやってないはずです。
一度でも動作がうまくいくと、それをプログラムとして脳と体に記憶させ、次回からはそれをロードして多少の補正を加えながら使っているのです。
つまり昔とったキネヅカで生活している訳です。

赤ちゃんは本能やDNAの指示を元に日常生活する為のプログラム作りをしなければなりません。
寝返り、ハイハイ、立って歩く、走る、つかむ、引き寄せる・・・ 全てが模索の毎日です。

そんな中、自分の子供たちの時には武術も知らず、当然そんな目で見てなかったので気づかなかったのですが、
赤ちゃんの体の使い方って荒削りですが武術の基本に近いような気がします。

だだをこねる時に体をのけぞらせて脱力したり、物を押すときに背中方向にも張りを持っていたり、小さな体で時に驚くような力を発揮することがあります。
「これ、太極拳じゃん!」って思わず叫んだりしてます。w

もちろん体の構造、バランス、全てがもろいのですが、体全体を使って動き、危険を察知するセンサーがまだ発達してないことも手伝って動きによどみがないのです。
また、人間ってこうやって動きを覚えていくんだと考えさせられます。

猫の感覚、運動能力も素晴らしいですね。脳のスペックをほぼ使い切っているという説は伊達ではありません。

私たちがしている武術の練習とは、体の未開発な部分を開拓し、それらを使いこなす新たなプログラミングをする作業。 その為には邪魔になる既存のプログラムをあえて壊さなければならないこともあります。

赤ちゃんや猫の動きを観察していると、色々と考えさせられたり気づかされたりします。












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(36)螳螂拳三昧!

2008/10/18 22:57
久しぶりに大阪に行って来ました。
ちょうど連休に休みがとれたので西先生に会うためです。

毎年ゴールデンウィークには西先生を広島に招いて螳螂拳を御教授いただいているのですが、今年は都合により先生の来広は残念ながら成りませんでした。
なのでリベンジです。(何が?笑)

今回は八肘(はっちゅう)という套路を習いました。
これは前に習った摘要(てきよう)と対をなすような型で、摘要が実戦的な用法を早く正確に練ることを主とするのに対して太極拳のようにじっくりと身体の運用と養成を行うことを目的とした型だそうです。

螳螂拳では肘の他に膝、肩、手首、頭など攻撃に使えるとがった部分は全て肘(ちゅう)と表現します。
套路の内容は八つの肘、つまり体中の肘を状況に応じて叩き込むというものです。

螳螂拳らしい変幻自在さをもちながらも、化勁(かけい=いなし)もよくでてきます。 敵に密着するようにぐりぐりと追い詰め、相手を手詰まりにしていきます。

西先生の動きはやわらかく、蛇のようにいつの間にか絡みつかれる感じです。

「陳式やってたらわかるやろ?腰から動かすんやで。」

何気ない一挙手一投足にもダメ出しが入ります。 両肩の高さがちがっていたり、手先だけで簡単に動いたりすると
すぐにです。
太極拳で裏山先生に指摘されることとやはり大差ありません。顔から火が出そうになります。

また西先生は常に研究されていて様々な解釈を説明してくださいます。
気になる部分を抽出して必要であれば手数をふやしてまでこだわって教えられます。
ちょっとした角度や位置、意識の変化で変わる技のバリエーション。これこそが螳螂拳の醍醐味ですね。

当日は旧知の方と旧交をあたため、初めて会った方とも練習を御一緒させていただき、大変ありがたい一日でした。
練習後の食事会にも同席させていただいて楽しいひと時をすごさせていただきまして感謝しております。
西先生はじめ皆さんありがとうございました。 また御教授よろしくお願いします。


さて、翌日は滋賀まで足をのばして今回のもう一つの目的、長拳螳螂門の合宿に参加して来ました。
この合宿は日中武研が毎年秋に行っておられるもので、以前は台湾から高道生先生を招いて開催されていた合宿で、私も数年前に参加させていただいたことがあります。

現在、高先生が御高齢なため招致は行われておりませんが、日本全国から長拳螳螂門を練習されている方が集まって来られるので大変刺激をうけます。

今回は六合拳(ろくごうけん)という徒手套路を習いました。
この型は技のひとつひとつはそれほど難しくないのですが、それ故に実戦的な奥深さを内包しており、練習しがいのある套路です。
また、八極拳のような動きがあるのも特徴だと思います。

久しぶりに一日中練習する長拳螳螂はやはり魅力的で楽しいものでした。 くわえて講師の小嶋先生の動きが素晴らしく、また機能美と表現するのが妥当なのかな? シャープでカッコイイ!w 

人によって風格はちがってくるものだと思いますが、正しい練習の上に培われたものに魅せられた時、単純に憧れます。 

とにもかくにも秋空の下、楽しい螳螂拳三昧の連休でした。




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(35)今回は基本!です。

2008/08/07 23:27
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行って来ました備前合宿!
毎度おなじみ日中武研山陽支部の坂野さんの武術講習会です。

今回は前回の姫路合宿の時に気になっていた推手クラスに参加させていただきました。
講師はこのHPからもリンクさせていただいている太極拳推手倶楽部の江口さん。

実はこの推手クラスは毎回 江口さんの師匠でもある岩本先生がメインの講師をされているのですが、残念ながら今回は都合により不参加ということでした。

しかし江口さんの推手理論も大変興味深いので講習会開始からわくわくしていました。

今回の備前合宿のコンセプトは基本!練功! とは言っても基本功や単練をもくもくとやるのではなく、ステップアップにつながるような内容で。と事前に坂野さんから伺っていたので、よけいに楽しみでした。

まずは形意拳の三体式に似た站椿。次にその姿勢を基本に前に押す。引いてもとにもどる。

「推手は押すか引くか、基本はこの二つだけです。」

たしかに・・。普段は出来もしないのにもっと複雑なことを一度に体現しようとしすぎているかもしれません。

次に二人一組で向かい合い、一方は崩されないように胸の前で両手を組んで立ち、一方はそれを押して崩す練習。
やっているうちにおおむねいい感じになってきましたが、やはり腕に力が入ってしまう傾向が。要練習です。

今度は逆に腕をひっかけて引き倒す練習。こちらはちょっとでも腕に力が入ったり引く意識が強いと相手に察知されてしまうのでなかなかうまくいきません。
しかしこの二つの対練で最初に言われた「押すか引くかしかない」基本練習を短時間ではありますがじっくり学べました。

しかもこの対練は推手を知らない人とでも練習可能です。

江口さんはヒョウヒョウとした振る舞いで淡々としたしゃべり、それでいてユーモアたっぷり。いつのまにか不思議な江口ワールド(笑)にいざなわれていました。

その後は四正推手(しせいすいしゅ)を段階的に学習し、最後は参加者全員が手順にそってクルクル回せる状態までになり、一定時間行うと相手を交代して練習していきました。

このころになると、それぞれ江口さんに質問したり教授いただいたりしてましたが、何故か自由推手に持ち込む江口さん。
江口さんは身長はさほど高くありませんが、カップクのいい体型で その体躯を活かしておられるのか とても重い!

たとえるなら お灸のモグサ。あれが地面に張り付いて微動だにしない感じです。
相変わらず強い強い。

どうすることも出来ないので すぐに動きが止まってしまいます。
彼動=我動 彼不動=我不動 こちらが動かなければ当然 江口さんも動かないので、妙な睨み合い(?)状態に。 なんか2年前にも同じ体験をしてるんですが・・。

「えーと、どうしたらいいんですか?」 「ふーむ・・」
質問してもフムフムとうなずくばかりの江口さん。(苦笑) ・・いや、教えて下さいよ。

「動きが止まっちゃうと更になすすべが無い感じなんですけど?」 「ふーむ・・」 ・・
次の瞬間、足をかけられて転がされてしまいました。 ・・江口さん、なんか自分の練習してません?(苦笑)
相変わらずまったく歯が立たず、圧倒されてしまいました。

「以前よりも随分やわらかくなりましたよ。 そのやわらかさの中で色々やろうとしているので いいんじゃないですか?」
その言葉に少し救われつつ今後の練習につなげたいと思います。


講習会終了後、ささやかな食事会に同席させていただきました。
いつものように参加者一人一人に声かけする坂野さん。

「基本を見つめ直すことによって その大切さ、積み重ねの上に成り立つんだという事を実感してもらえたら今回の合宿は成功なんですよ。」

いや、大成功だと思います。w どの拳種、レベルであっても何かしら得るものが多い坂野さんの合宿。
また次回も楽しみに参加させて頂きたいと思います。




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(34)キッツイ2週目

2008/07/12 18:45
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まいど お久しぶりです。 いつの間にか暑くなりましたね〜。
去年にくらべてだらだら練習しているせいか、気温と湿度があがると てきめん体が動かなくなります。

相変わらず力み癖の抜けない私ですが、それでも少しづつ抜けてきた(?)感じがします。
反面、筋力を使わない分 体力が落ちるような気もしますが、余裕が出来た分だけ新たな要求が加えられるので けっして楽にはならないのですがね。

裏山先生は太極拳の外形を教えるのに基本的にいくつかの段階を設けられています。
最初は体の各部の位置と動きの手順を緻密に教え、2週目で更に厳しい要求と纏絲(てんし=ねじり)、開合、棚(ポン=張り)等に意識をおく。
そして3週目以降では呼吸と緩急、濃淡といったものを加えていくそうです。
必要であれば1週目であっても2、3週目の内容を加味して教わる事もあるし、先に進んでいても1週目の内容に立ち戻って修正される事もあります。

今私は馬虹師父の型の2週目に入っているのですが、これがキッツイ!
厳しい要求で一路を休みなく通すことが未だに出来ません。

思えば始めた頃は套路を通しきることにこだわり、三分の一くらいから後は細かい注意など守っている余裕などなく、ただの体力勝負になっていました。 息があがり腿はパンパン・・。
それでも健康と体力づくりには十分な効果がありましたが。 

やっと抜けた感じで一路が流せるようになって二路を習い、短いけどキツイ 息があがる。 発勁? いやなんか違う・・。 ま、とにかく練習。ってときに一路の2週目。

2週目に入って痛感するのは、いかに自分本意の動きしかしていないかという事。

以前はわからなかったが今なら理解出来るという理由で新たに教えられる事ってのはもちろんあるのですが、ほとんどが同じような事で注意を受けます。
そんな事を防ぐ為にメモをとっているのですが、それでも・・です。

ひどい時はメモしようとしたら すでにその内容がメモしてある事すらあります。 ・・正直へこみます。

ただ、頭でわかっていても出来ない事、頭ですらわからない事ってのは常にあり、練習を重ねる事でだんだん出来るようになる事がほとんどなので、けっして悲観する事はないのですがね。

教わった事をわずかでも体現出来た時(まぁ少ないですが・・)、今まで自分がやっていたのはいわゆる太極拳らしいものだったんだと改めて思います。
そして今更ながらその奥深さに感心し、興味がつきません。

らしいものからの脱却には当分かかりそうですが、時間がかかる分も楽しんでいきたいと思います。


さてさて、ゴールデンウィークの後 色々と書きたい事があったのですが、筆不精している間にすっかり忘れてしましました。
そのうち思い出したらまた書き込むとして、これまでのトピックスなど・・。

まず、私が陳式太極拳を習っている東洋身体研究室の裏山先生が月刊 秘伝 7月号に掲載されました。
今回の写真はその1ページですが、かなり大きく取り上げられていて、武術太極拳を真摯に練習されている方はフムフム、初心者や健康太極拳を練習されている方には少しコアな内容かもしれませんが、教室のコンセプトと裏山先生の人柄はそれなりに伝わるのではないかと思います。

また、裏山先生の師父、馬虹先生は高名な実力者でありながら日本では知る人ぞ知る存在で資料も少ないと思いますので是非ごらんになられてはいかがでしょう。


次に夏といえば! 日中武研山陽支部の坂野さんの夏合宿が岡山であります。
今年は7/19,20の二日間です。 
どれだけ為になるかは是非、過去のブログをさかのぼって参照下さい。
詳細はHPの新着情報へGO! オススメです。


ではどちら様も暑さに負けず、だらだらと(?)がんばりましょう。





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(33)雨ニモマケズ風邪ニモマケズ

2008/05/01 23:51
久しぶりに大風邪をひいてしまいました。

毎年 花粉症に悩まされているので、早い時期から耳鼻科に行き 点鼻薬で予防するのですが、今年は症状も軽かったので先週から点鼻薬をやめました。

ところが土曜日から鼻がむずむず・・ あ、まだ花粉症続いてるんだと思いながら就寝。 ところがこれが風邪だったんですね〜。
日曜の朝目覚めると頭と鼻と喉がいたい。体も鉛のように重い。 やっちまった!完璧にひいてしまった。

普段 あれ 風邪かな? と思ったら じっくり柔軟。たいていこれだけで体がすっきりするのですが、更に太極拳をさらりと通すと鼻がとおってすっかり調子が整います。
それが出来ない仕事の日は調子がおかしい、あるいは近辺に風邪ひきさんがいるだけで風邪薬を早めに飲むことで本格的に病気になることなく10年以上やってきたのに まったく油断してしまいました。

本格的に風邪をひいた状態で太極拳が通用するのか興味もあって、ちょうど日曜は教室があるので体をひきずってでかけました。

重い重い、軽くめまい・・ 仲間に「大丈夫?」と心配されながら1時間ばかり動いていると少し調子がよくなりました。 続いてちょうどまわってこられた先生に手直しをうけながら練習。
ここまではよかったのですが、手直しをうけた箇所を忘れないようにメモっていたら急に気分が悪くなり頭がぐわんぐわんしてきました。

その時いつもお世話になってる先輩がやってきて推手をはじめました。 あー俺もやりたい、ちょっと体調が回復すればなー と思ってしばらくがまんしてたのですが、やっぱりダメ・・ ダウンです。

練習はあきらめ、着替えてから見学だけでもと思って教室に残ってたのですが、どんどん体調が悪化してきたので後ろ髪を引かれる思いで退散しました。

その日を含めてちょうど3日間の休みだったので不幸中の幸いでした。もろに連休を体調回復に費やしてしまいました。

検証結果。完璧に体調を崩してからの練習は逆効果。薬も練習も調子がおかしくなりはじめが効果がある。ということでした〜。 皆さんもお気をつけ下さい。


さて、病にふせっているあいだに時間が流れてしまいましたが、実は近年 毎年この時期ゴールデンウィークといえば! 和歌山中国拳術同好会西 好司 先生を広島に招いて螳螂拳の講習会を開催しているのですが、残念ながら諸事情により、今年の先生の来広は中止となりました。

先生が来られないので我々が大阪にお邪魔しようかとも思ってたのですが、恒例の広島フラワーフェスティバルでの表演が決定したため今回はいつものようにメンバーだけで広島で練習することになりました。

というわけで、いつものような参加者をつのっての練習会はやりませんが、参加または見学希望の方はメールか掲示板に一報くだされば対応しますのでよろしくどうぞ。

尚、フラワーフェスティバル出場は 5月4日 PM2:00 平和公園内 国際会議場横の特設会場 パフォーマンス広場です。 
太極拳日中友好呉武術隊の30分間のうち中間の約10分程度 表演します。

都合のつく方は是非のぞいて行って下さいませ。
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(32)冬の思い出

2008/04/01 01:32
ご無沙汰しております。(最近こればっか (;^_^A アセアセ・・・)

各方面から「更新を楽しみにしてます」と激励(?)のお言葉を頂いているにもかかわらず筆不精な私です。w
練習仲間を増やす目的で始めたこのHPですが、もっぱら私の徒然日記になってしまいました。
とはいえ、このHPを通じて距離に関係なく知り合いの皆さんとのコミュニケーションがとれているのもまた事実。誠にありがたいことです。
それだけでも更新をかさねていくに十分な理由かなと思ってます。

さて、コミュニケーションといえば恒例の花見の季節がやってまいりました。
毎年 拳法仲間とその家族、友人、知人を招いて盛大に盛り上がっております。
もちろん拳法の表演や組手もやります。
今年は4/13(日)にいつもの呉の公園で行います。このブログを見ての飛び込み参加も大歓迎です。
詳しくはHPの新着情報を参照下さい。


話は変わりますが、今日は私のもう一つの趣味であるスノーボードについて。
同じ体と対話するという点で拳法とあながち関係ない話でもありません。

今シーズンは雪もたっぷり降ったにもかかわらず、4回しかいけませんでした。
が、とても中身の濃いシーズンとなりました。

事のはじまりは仲間の一人がわりといい板を買ったこと。 滑っている時の挙動がまるで違うのです。
それに付随してどんどん上達していく。 いままで道具にあまりこだわってなかったのですが、これは考えを改めさせられました。

また、別の日には私のいとこにとてもうまいのがいるんですが、久しぶりに彼に引っぱってもらって滑りながらいろんな事を教えてもらいました。 やはり実力者に教わるのは一番ですね。

一応どこでも人並みに滑れるようになってだいぶたちますし、カービング(板をスライドさせずにオンザレール感覚で滑る技術)もそれなりにこなせるようになり、レベルは全然低いのに実はスノボはもういいかなって感じていて、今シーズンは続けるかやめるか自分に問うつもりで山にあがりました。

そもそもスノボを始めた時はジャンプ台で飛んだり、トリックしたりってのは眼中になく、ただどこでもスイスイ滑れるようになればって思ってただけでした。

ところがくるくる回ったり板のしなりを利用してプチトリックに挑戦したり、こんなに楽しいなんて!
体と板と会話を重ねていく。拳法の練習と何一つ変わりません。

「これからはとにかく数を滑って、回転やジャンプなどの遊びをやればやるほどうまくなるから。」

何だかスノボの一番楽しい時期に来たようです。 来シーズンは新しい道具で仲間と山にあがるでしょう。

ちなみに私のスノボ仲間はみな拳法仲間でもあります。
拳法とスノボが相乗効果をもたらすことも周知の事実。どちらも楽しんで続けていきたいものです。


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(31)真冬の姫路合宿!

2008/02/23 19:38
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去る2月9日に日中武研山陽支部の姫路での講習会に参加してきました。

もう紹介の必要もないくらいレポートしてます坂野さんの冬合宿です。
見てないよ〜って方は過去のブログを参照してください。雰囲気は十分伝わると思います。

さて、大雪の降る中、広島から高速をとばして今回もやってきました姫路まで。
今回も色々なクラスの中から私が参加したのは当然(?)螳螂拳クラス。

内容は夏と同じ七手対打。 実は夏合宿の後すぐに仕事が忙しくなり、まったく練習していなかったので すっかり手順を忘れてしまいました。(ToT) 
ですので復習を兼ねてみっちり習うつもりで参加しました。

今回は螳螂拳クラスは人数も少なく、色々な蹴りの基本練習や、交代しながらミット打ちをやったりして それだけでも今後の練習のバリエーションを増やすことが出来ました。

やはり参考になったのは、坂野さんの無駄の無い動き。 最重要なのは立ち位置や軸足を置くポイント。そしてタイミング。 

未熟者の私はどうしてもどこかで無理やりなことをしてしまう。 ポイントをとらえることが出来ずに強引にパワーで持って行ったり。

技がかからないと訴える私に やはり足の位置やタイミングで指導してくださる坂野さん。

「ポイントがきまると後はただ歩いてるだけのようなもんですよ。」

言われたことをきちんと守って動けた時、まるで力を使わなくても面白いように技がかかる。
足を止めた単式練習で違和感があったものを動きの中で再現すると以外としっくりくるものがあったりして。

考えてみたら実戦では相手は動きまわるわけですから、技は動きの中でこそ真価を発揮してあたりまえなんですけどね。(;^_^A
そう考えると、やはり套路というものは素晴らしく合理的に出来ているんだなと改めて思いました。

「もっとツンデレで行きましょー」と坂野さん。 
なるほど坂野さんに手ほどきしてもらった直後はなんとなく出来たようなことも時間がたつと元にもどっていく。
やはり反復練習して感覚をつかんでいくしかありません。

ただ七手対打は二回目なので、ただただ必死だった前回にくらべて少し落ち着いて練習することが出来ました。

相手との距離感、ベクトル、粘(ねん=ねばりつく感覚)、そしてタイミング 等々。
課題はたくさんありますが、それら全てが楽しい練習です。

話は変わりますが、広島から同行した仲間が推手クラスに参加して色々開眼(ちと大げさ)したらしいので、次回の夏合宿はそちらも視野に入れてみようと思ってます。

尚、推手クラス教練の岩本先生主催の推手倶楽部のHPに 同会の江口さんの御配慮でこの度リンクさせて頂けることになりました。
HPのリンク集にアップさせて頂きましたので、どうか御参照下さい。

毎回参加するたびに時間がたつのを早く感じる坂野さんの合宿。w
今回も大変お世話になりました。 坂野さんはじめ各教練や関係者のみなさん、交流させていただいた参加者のみなさん、ありがとうございました。
機会がありましたらまた是非参加させてくださいませ。楽しみにしております。

PS 広島に帰ってすぐ新しいキックミットを購入しました。
息子に蹴らしたり 持ってもらったりして遊んでます。w
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(30) モーションを消す

2007/12/30 01:26
大阪に行って来ました。

西先生のところの忘年会に練習も兼ねておじゃまさせていただくためです。

少し早目に大阪城公園に着いたので誰も来てなくて、いつも先生たちが練習しておられる場所では意拳の方たちが練習されてました。

意見は形意拳の套路(型)をとりはらい、站椿(立つ基本練習)と推手(組手)を主に練習する拳法で、私が到着した時ちょうど推手をしておられました。

二人一組になって時間を決めて相手を交代しては盛んに練習されてました。
30代くらいの人からおじいちゃんまで、実にリラックスして楽しそうに練習される姿を見て ここが日本であることを忘れそうになりました。w

少し先のほうでは太極拳を練習している集団もあり、私も空いた場所で練習しながら西先生を待つことにしました。

ほどよい気温の低さの中、太極拳をいつもより更に時間をかけてじっくり練習して ちょうど二路を終えて一休みしているところに西先生が来られました。

挨拶もそこそこに今回は剣の套路を一つ教えていただき、他の大阪のメンバーには徒手套路の復習や助言をいただいたりして交流させてもらいました。

その中で西先生や久しぶりに会う武術の先輩方に最近そろそろなんとかしたいと思っている「モーションのない動き」につて打開策がないか質問してみました。

たいていの人が動きの初動作に無駄な動き いわゆる「溜め」があるのですが、私の場合人一倍大きいようで、意識してもあまり小さくならないのです。 

これは以外かもしれませんが太極拳を習う時にもよく注意されます。
「ねじってこねてるような動きをしない。」
「二度溜めをしない。」

溜めがあると相手に動きを読まれてしまうだけでなく、無駄な動きで時間もスタミナも消費してしまいます。
なんとかしようと思えば思うほどぎこちない動きになってしまう。

これから殴ってやろうとか技をかけてやろうという「何かをしてやろう」という気持ちが強いほどそれは顕著に現れます。

先輩の中には一瞬見えないくらいの動きをlする人もいますし西先生は套路を打っても息がみだれないのです。

しかし帰ってきた答えは 「あー いつもそれで悩んでますよ。」 「最近それを考えると動けなくなってしまった。」 

えええ??? ( ̄□ ̄;)!!

私より随分経験も長く上手な人がそう言われますか。

更に実際に動いて見せてくれ、
 
「こういう動きとか・・ ぱしっ!!」
 「こんな時には・・ ばししっ!!!」 

   「・・・・・全然動けないっすよ。」

・・・いやいや、全然早いっすよ。 モーションも無いと思いますよ。

でも冗談でなく、台湾に練習に行かれた時にさんざん注意されたらしいです。 どんだけぇ〜?(やや死語) w
わたしのレベルとは全然違いますが、この課題は永遠のテーマのようです。

その後の飲みの場でも武術談義に花をさかせて楽しい時間をすごさせていただきました。
大阪の皆さん本当にありがとうございました。 おじゃまでなければ是非また参加させていただきたいと思います。


さて、そんなこんなで帰路につき 帰りの新幹線の中で読むために買っておいた武術雑誌を読んでいたら、古武術で有名な甲野 善紀さんのコーナーで甲野氏いわく、

「やめてしまえばいい」  ・・とのこと。

何かをやってやろうという思いが強ければ強いほど その事に意識が集中して体も心も硬くなり、相手に察知されやすくなる。 
一つの事に固執せず、体全体と意識が調和すれば自然と理想に近づいていく。

そういえば別の雑誌のシステマ(ロシアン武術)の解説で 例えばナイフや剣を胸に突き当てられた時、ふつうの人はそこに意識が集中して硬くなり、体全体の協調が崩れて他の事が出来なくなってしまう。 一点に意識を集中してはいけない。 というのを見たことをふと思い出しました。

ふむふむと読みふけるも理想はそうでもなかなかそこまではいけないよね なんて思いながら帰宅し、雑誌についていたDVDを見ていると甲野さんがいくつかの動きを見せている中で「遠間から打つ」というのをされていました。

一歩踏み込んで打つという時、文字通り踏み込み動作があってから拳を打つのですが、それでは相手に容易に察知されて かわすなり反撃なりの機会を与えてしまいます。
それを甲野さんは踏み込むのと打つのを全身を協調して行うため、非常に無駄のない動きで相手は気がついたら打たれているという状態になります。

言うは易しですが実際のコツについて非常に面白い解説をしておられました。

打たなきゃという思いが強ければそれがモーションとなり無駄になるので、まず届かなくていいので、やや下腹部の方に拳を打ち出します。
そのまま踏み込みます。

ん? と思い、部屋干ししてある洗濯物を相手にためしてみると案外うまくいくではありませんか。w
もちろん甲野さんのそれとはレベルがまるきり違いますが、何となく片鱗には触れられたような・・。 
普通に突いたのでは絶対に届かない位置から何度も試みる。 本当に届く。 ・・・楽しい。w

他の雑誌でも甲野さんのモーションのない動きを拝見したことはありましたが、まねしてもうまくいかなかったものが、少し説明を変えただけでちょっぴり体感できた事が非常にうれしく思えました。 

さっそく螳螂拳でも試してみる。 ・・やっぱりすぐにはうまくいかない。でも何となく手ごたえみたいなものはある感じです。

私は頭がかたく、一つの事を意識していると他のことに気がまわりにくいので、いろんな人から教わった事、見聞きした事をなかなか一度に体現できません。 また理論が先行する性質なのでそれも結構邪魔する事が多いのですが、結局いつも答えは練習しかありません。

言うほど練習量が多いわけでもありませんが、マイペースな練習にまた楽しみが一つ増えた感じです。




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(29)忙しさにかまけて

2007/10/28 19:18
暑く長〜い夏もようやく終わり、いつの間にか肌寒い季節となりました。

朝晩の冷え込みが皆さんにはこたえるようですが、汗かきの私にとっては練習がやりやすい毎日です。

さて、気がつけばずいぶん長い間更新をせずにいました。HP立ち上げ以来こんなに長いこと更新しなかったのは初めてです。

というのも娘が結婚、同居しているのですが、孫を出産して以来、家庭環境が激変し、育児に伴い家族それぞれが忙しく、実にうれしい悲鳴をあげております。

また、私の職場のコンピューターを入れ替えるにあたり、データ入力などで変則勤務もこなしつつ忙しい日々を送っています。 

しかし練習には相変わらずはげんでおりますよ〜。あくまでマイペースですが。

ただ、東洋身体研究室に太極拳はコンスタントに習いに行ってますが、先輩との推手や約束組手、螳螂拳仲間との練習は時間が合わず、ほとんどできてません。(ToT)
この状態は仕事が一段落する春先までは続きそうです。


前回の更新から後にあった主な事といえば、J Kung-Fuが2巻も出さないまま早くも廃刊となったこと。
身近な先生に取材が来たりしてとても親近感を持って今後を楽しみにしていたのに残念です。
正直いったい何だったの?って感じですが、何事にも事情ってものがあるのでしょうから仕方ありません。

他にはこの夏は異常な暑さだった割りに夏バテや練習のだらけがほとんどなかったこと。
これは去年から10ヶ月ほど先輩の練習場所におじゃまして相手してもらったことが功を奏していることと、体の使い方が少しづつよくなってきてるのかな? といいほうに解釈しています。w

あと、先月裏山先生が中国の馬虹師父のところで練習してこられ、我々への指導もまたまた濃いものになってきました。

一路をまたまた最初から、より細かい要求で指導していただいております。 
その外形の厳しさは一路を通して表演できない。 どころか陳式をやってる方はおわかりだと思いますが、第三金剛搗碓まででへとへとになるくらいです。

二路は発頸動作(はっけいどうさ=力でなく、体のテコで爆発的に打つ)が多いのである程度息がきれても仕方ないですが、一路は汗はかいてもいいが息がきれていては拳にならないと言われます。
裏山先生が中国から帰って来られてすぐ、今の状態を自分用に記録するといわれてビデオを撮られるのを横で見させてもらったのですが、さすがの裏山先生も一路で息がきれるくらいの厳しい外形の要求でした。

もちろん太極拳の真髄は内頸にあり、套路を通して練習する時は力みを抜き重心移動や体内の力のバランス、呼吸のタイミングに重きを置いて行いますが、研ぎ澄まされた外形に内頸がそなわるととてつもない功夫を手に入れることが出来ると言われます。

同じ陳式太極拳でも、まず外形をつくるところは同じですが、実力がともなってないのに低い姿勢で套路を練るのを奨励しないものと、低く要求は厳しい外形をひたすらつくり、そこに内頸を同調させるものとあります。

同じペースで練習すれば、前者はゆるーいカーブで確実に上達。後者は外形が厳しくてなかなか上達しにくいが、ある時急激に上達する。 要するにアプローチが違うんですね。
私が習ってるのは後者のタイプです。最初はそんなこと知りもせずに練習してたんですけどね。w 急激に上達する域まで到達できるかもあやしいもんですが。(;^_^A アセアセ・・・

疲れては少し休んで単式練習を繰り返す。 ただ、この練習をしていると推手などの相手がいる組手のときに使う(より疲れる)部位と、一人で練習する套路のときに使う部位が同じになってきました。 
今までもいろんな事に注意しながら練習してきたつもりでしたが、思ってた以上にちっとも要求が満たされてなかったって事ですね。

おかげ様で螳螂拳の練習をしている時にも太極拳の注意点や所作があらためて参考になったりしてます。

道は長くマイペースな練習で一体どのあたりまで歩いて行けるかわからなくても 武術ってホントに面白!


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(28) あつ〜い備前キャンプ

2007/08/09 17:22
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8月5日に日中武研山陽支部の岡山での講習会に参加してきました。

恒例の坂野さんの夏合宿です。 過去のレポートは I大漁の一日 N線と螺旋がつながった? (22)推手 をご覧下さい。

暑い備前に今年もたくさんの参加者が集まりました。 今回は和歌山から西先生も参加されており、再会を喜ぶとともに一段と濃い〜講習会になりました。

今回は 陳式、孫式、24式太極拳・形意拳・螳螂拳・八卦掌・推手の各クラスがあり、広島から参加した我々は螳螂拳を選択しました。

教練は坂野さん。 内容は七手対打とそれに伴う単式練習と用法の学習。

七手という名のとおり七つの型をつなげた短い套路ですが、その中に螳螂拳のエッセンスがぎゅっと詰まっているような套路で、使えるようになるにはかなり練習が必要だと思われます。

そこで坂野さんいわく「今日練習したなかで一つでもいいから自分の得意な動き、好きな動きにテーマを決めて練習してください。それを今後使えるように集中して自分のものにしてください。」との事。

套路の学習もユニークで、一度に全套路を通して学ぶのではなく、一つの型を反復練習しながら攻防のバリエーションをいろいろ学習し、自由対打も含めていくというもの。

「約束組手だからといって相手がボーっとしてたらどんどん色んな技をかけていってください。」

これは気が抜けないです。w  そうした作業を関連付けて組み合わせていって一つの套路が出来上がる。 
つまり厳密に行えば、お互いがキチンと要求を満たしていかなければ套路として通せないんですね。 
現実には相手との功夫の差によって手加減してもらったりしてあげたりしながら練習していくのでそんなに殺伐としたものではないですがね。

とくに型の最後の残心(ざんしん=最後まで相手に対する警戒を怠らない事)についてもこだわって教えられ、「そのため相手が気を抜いたら攻撃してあげてください。」との事。なんて恐ろしい。w

坂野さんの動きはフットワークがよく、無駄な力も入っておらず、感嘆するばかりです。
それでいて説明上手で明るい雰囲気づくりも見事で本当に為になります。

坂野さんの絶妙な教授にひっぱられ、たまに顔や目に攻撃が当たってしまってもかまわず、手足がアザだらけになるのも忘れて夢中で練習してました。

螳螂拳の組手は手足をぶつけあうので練習に熱がはいるとアザが出来ますがたいてい2〜3日で消えますし間違って攻撃がはいってしまうこともありますが、イテッ!くらいのもので怪我になることはまずありません。念のため。w まずは恐怖心を捨てるために大変有効な練習だと思います。

一日のスケジュールが終わり、帰り支度をする参加者に対し、どうでした?疲れましたか?面白かった?など声かけをされる坂野さん。 武術の実力もですが、こうした気遣いや雰囲気づくりがすばらしいですね。 是非また参加させていただきたいと思います。


参考資料

日中武研山陽支部  代表:坂野 裕  http://san-nbk.main.jp/




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(27)日中武研山陽支部 夏合宿のお知らせ!

2007/06/28 23:05
この練習日記のブログではすっかりお馴染みになった、日中武研山陽支部の坂野さんの夏合宿が岡山で開催されます。

夏と冬の年2回行われる恒例の講習会に今回も仲間と参加させていただく予定です。
どれだけ為になるかは過去のブログ、(10)大漁の一日 (15)線と螺旋がつながった? (22)推手 を是非読んでみて下さい。

なんと言っても様々な都合であったりなかったりした螳螂拳のクラスが今回から常設されるらしく、基本と対打(たいだ=約束組手)を中心に練習出来るということで大変楽しみにしています。

今回もいろんな拳種が学習出来ますが、陳式太極拳を受講しながら孫式や推手の基礎を受講しに行ったり、推手クラスから螳螂拳へ行って対打を体験したりと、いい意味で自由度の高い学習が出来るのも魅力です。

これは坂野さんのアイディアで各教練の監修のもと行われるので迷うことなく安心して受講出来ます。

たいていの人はいつも自分の学習している拳種のみをもくもくと練拳されていると思いますが、他流派にふれることで新たな発見もあるでしょう。 そうした少ない機会にも恵まれます。

詳しくはHPの新着情報で紹介してますので御覧下さい。
http://www.rak2.jp/town/user/sniper/dialy1.html


さて、ついでといっては何ですが講習会場での話を少々。

講習会を実り多いものにするには自分の練習に没頭してしまわないことだと思います。
たいていの講習会は日時が限られていて深く探求するのは難しく、広く浅くどちらかというときっかけ作りの場だと思います。

参加者も多ければ教練も一人に教えることは限られます。

ですから教練が他の人に教えてることを耳をダンボにして聞き、失礼がない程度ならそばに寄って見させてもらう。
また他の拳種も同じ会場で教えてる場合、そちらも気にしてみます。参考になることがあるかもです。

ただし、あくまでも自分が参加しているクラスに集中しながらさりげなくです。
陳式を習ってるのに、あからさまに螳螂拳を見てたりしたら統率がとれないし、何より教練に対して失礼きわまりないですよね。

もちろんそんなことはしませんが、私が以前した失敗は陳式のクラスで二人一組になって推手をしていた時です。

私の相手は螳螂拳を練習している人でした。 教練に導いてもらいながら二人で研鑚していた時に、ある身法を説明するのに螳螂拳の型に非常によく似たところがあったので思わずその型を少しやってしまったのです。

幸い教練はまったく気にもとめられてない様子で、相手の方にもわかりやすかったと感謝されたのですが、となりで練習されてた方から

「今は陳式なんだから螳螂拳はまずいですよ。」

と遠慮がちに、かつ親切に注意していただきました。
いや、まったく悪気が無かったとはいえ 無思慮な自分に腹がたちました。 
注意してくださった方に感謝&反省です。

普段の練習は自分が習ってる拳種に集中して練習することが基本であり大切です。
先生によっては他流派を気にすることさえ怒られるでしょう。 それは他の流派に浮気するのが気に入らないからではなく、生徒の為を思ってのことです。

ただし広く浅く吸収するのが目的の講習会ではその限りではありません。

マナーを守りつつ吸収出来ることはたくさん持って帰る。今回も実りのある講習会にしたいと思います。


*参考資料

日中武研山陽支部 http://san-nbk.main.jp/


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(26)螳螂拳講習会無事終了!

2007/05/09 20:22
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毎年恒例のゴールデンウィークを利用した、和歌山中国拳術同好会の西先生を広島に招いての螳螂拳講習会が無事終了しました。

今年は既存メンバーはもとより県外からの参加者もあり、心配されていた天気にも恵まれ、(晴れ男面目躍如!W) 大変有意義な3日間となりました。

今回は年末に終わらせられなかった摘要(てきよう=套路の名前)の1段はもとより、2段、3段まで覚えることが出来、また西先生と一緒に来られた先輩から他の型をいくつか直してもらったり交流も出来て実に中身の濃い〜講習会でした。

他の参加者もそれぞれ希望の徒手、武器套路を学習し、皆熱心に取り組んでいました。
また、こちらも恒例ですが、4日にはフラワーフェスティバルで表演もさせていただきました。

この講習会ではいつもそうなのですが、螳螂拳という魅力ある武術を練習出来る幸せと、交流を通じて人とのつながりのありがたさを再確認できました。

参加者の方はもとより、忙しい中顔だけでも出してくれた皆さん、影に日向に御協力ありがとうございました。
今後もこの良き関係を是非続けていきたいものです。

皆さん本当にお疲れ様でした。また一緒に練習しましょう。(o^∇^o)ノ


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(号外)★螳螂拳講習会のお知らせ!

2007/04/21 23:45
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ゴールデンウィークに和歌山拳術同好会の西好司先生を広島に招いて螳螂拳講習会を開催します。

おかげ様でこの講習会も毎年恒例の行事として定着しています。

なにかしら武術をやっている人も、まったくの未経験者も各人の経験、能力に応じて螳螂拳、中国武術の魅力を味わってもらう事が目的です。

体を動かすのが好きな人、これから何か始めたいと思ってる人、洋の東西を問わず他の格闘技をされている人、どなたでも楽しめると思います。

毎年仲間をはじめ、老若男女実に様々な方に参加していただいています。 皆さんも日頃なかなか出会うことのない中国武術の風にふれてみませんか?

また、4日にはフラワーフェスティバルにて螳螂拳の表演も予定されています。 その後は西先生を囲んでの懇親会も行います。

詳しい内容はHPの新着情報で御案内していますので御覧ください。 http://www.rak2.jp/town/user/sniper/
 


参考資料

*和歌山中国拳術同好会(伝統螳螂拳練習会)

代表:西 好司 

連絡先:〒640-8403 和歌山県和歌山市北島133 
073-452-5648  mantis-hand@k.vodafone.ne.jp

伝統螳螂拳(七星梅花・太極梅花・羅漢螳螂・長拳螳螂門・六合螳螂・抜歩螳螂)を中心に北派長拳(各派少林系)や陳式太極拳・八極拳・秘宗(迷宗)拳などの基本功・練功・套路・兵器・対打を学習。

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(25)東洋身体研究室

2007/04/07 22:16
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暖冬のため、桜の開花が早まると読んで今年は早めの花見を段取りましたが、なんのことはない例年通りのタイミングで満開になりやがってコンチクショウ! w

しかも花見当日は天候も悪く曇りがちで時々ぱらついたりして。
それでも私の超晴れ男パワーと例年以上のメンバーが集まったおかげで天気を気にしながらの短い時間でしたが盛り上がることが出来ました。

参加していただいた皆さんお疲れ様でした。&ありがとうございました。
来年はタイミングをずらさず、もっと晴れ男パワーを発揮して見事な花見を企画しますのでこれにこりずにまた集まって下さいね。

それとこの度HPの練習風景(画像集)をリニューアルしてみました。
私のへぼい画像ばかりですが、螳螂拳の魅力を少しでも伝えられたらと思います。
何故か説明文が時々バグって表示されないことがあるようですが、一呼吸おきながら次の写真をめくってやればうまくいくようです。

聞けばこのブログはよく見ているが、HPの新着情報などその他のコーナーは見ていないって人もわりといるようなので、管理人としては見ていただきたいと思いお知らせします。
特に新着情報では講習会、交流親睦会など詳しいお知らせをしていますので、たまにはみてやってくださいな。


さて、本日私が太極拳を習っている東洋身体研究室の教室に J Kung-Fu の取材がありました。 

創刊号では螳螂拳の特集で西先生のところに取材が来たばかりで、またまた身近な先生の取材とはちょっと驚いちゃうとともに この雑誌に益々親近感がわいてきました。

教室には現在もっとも熱心に練習されている方々が集まり、取材でとくに硬くなることもなく、全員がいつもどおりの自然な練習をしていたと思います。

今まで東洋身体研究室についてはHPにリンクをはらせて頂いていることですし、詳しい説明は必要ないと思ってたのですが、私も早いもので当教室でもう3年もお世話になっており、今回いい機会なので少し語ってみようと思います。

とは言っても詳しいことはやはり公式(?)HPを見ていただくとして、私なりの補足なり見解なりを述べてみます。


まず、ここで学べるのは伝統武術であること。 代表の裏山先生は紆余曲折を経て本場中国の馬虹師父という有名な先生に拝師(はいし=正式な弟子となる)され、今も年に何回か中国に習いに行かれています。

つまり限りなく純粋に近い伝統武術が学習出来ると言う事です。
良くも悪くも伝統の教え方ですから、生徒ががんばればその分先生も答えてくれますが、もし何もしなければほっとかれます。w
週一回教室に来た時だけ練習するような人や、来たり来なかったりする人には正直不向きだと思います。

こういうと何だか近寄りがたいくらいに厳しい教室と思われるかもしれませんが、本場の修業に比べれば随分やさしいだろうと思われますし、先生の工夫で日本人向けの教え方をされているんだと常に感じさせられます。

練習風景は各々思い思いに自分の練習をもくもくと行い、先生がその中を一人一人指導してまわります。
初心者や子供など何かを与えてもらえないと練習出来ないような人は先生が積極的に号令したりして指導しますが、その他は皆熱心に自己練習に励みます。
先生が皆を一同に集めて何かを語ったり一斉に套路を練ったりということは数えるほどしかありません。

ですから何も知らない人が傍から見ると、実に殺伐とした風景に見えるでしょうね。w
でもやってるほうは熱いですよ〜。w 身体も暑いけど。ww

で、裏山先生の特徴ですが、30代前半と若く、普段は物静かですが決して寡黙なわけではなく、おやじギャグみたいなねらった会話はしませんがオチャメなジョークもいいますしカラオケもうまい!w

先日私に、「複雑なことをやっているような動きをしない事。シンプルかつ合理的な動きを心がけて下さい。見てる人に簡単そうだと思われるけど、いざやってみると難しいというような動きを。」とアドバイスいただきました。
おおげさな幻想や話題はさけ、今自分が出来ることわかっていることのみを実践していくというスタンスには好感がもてます。

また、健康体操なみの軽い習い事と思う人には不向きと言いましたが、実際伝統武術じゃなくてもいい年配の方でも何年もまじめに続けられている人もおられ、来る者も去るものも追わないというのも先生のスタイルです。

そして私が思うにこの教室の最大の魅力は、裏山先生という今私の近くで一番達人に近い人の進化の過程を見せていただける、その同じ空間で練習させていただけるという事でしょう。

事実中国に行って来る度にどんどん進化してこられますからね。
いつまでもマイペースな私ですが、この先生とは長いお付き合いになりそうです。

夏に発売予定の J Kung-Fu にどんなふうに書かれるのかも楽しみですね。

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(24)春うらら〜

2007/03/12 17:13
ここのところ例年並みの気候になり、また少し寒くなりましたね。
おかげで汗かきの私にとって練習しやすい毎日が続いております。w

さて今回は恒例の花見のお知らせです。

この宴は毎年呉の公園で拳法仲間やその家族、友人知人も参加して盛大に催しているものです。

盛り上がってくると螳螂拳、太極拳、八卦掌、酔拳などの表演や組手などもやっちゃいます。
飛び入りも大歓迎ですので近郊の方は是非いかがですか?

今年は4月1日(日)に行います。詳しい内容はHPの新着情報を御覧ください。


それと詳細はまだ未定ですが、ゴールデンウィークに和歌山拳術同好会の西好司先生を広島に招いて螳螂拳の講習会を行います。

こちらもおかげさまで毎年恒例の行事として定着しています。詳細が決定し次第、新着情報でお知らせします。 
西先生の来広は通常年一回この時期だけです。 この機会に日頃触れることの少ない伝統武術の風にあなたも触れてみませんか?


さてさて、お待たせされました「J Kung-Fu」 (;^_^A
発売日が伸びに伸びて3/8に全国一斉発売されました。

延期の理由は編集スタッフの皆さんが読んでるだけの側には到底わからない苦労をされたようです。武術の雑誌ってやっぱり作るのむずかしいんですね。

武術を始める人のバイブル的な雑誌を目指すと銘打ってるだけあって、丁寧でわかりやすい内容だと思いました。 
特集も日本で知名度、人気ともに高い少林拳、太極拳、螳螂拳、八極拳など。
でも中国武術には初心者に読めない語句がたくさんあるので、どうせなら人名地名や技や動作の名称にはカナをふってほしかった。

気になる螳螂拳の特集は、やってる側から見ると実にさらっとした内容ではありますが、堺先生など今まで表に出てこなかった方の記事や動きが見られて感動しました。
ちなみに今回特集された先生方は流派的に当然のように縦あるいは横のつながりや交流のある方ばかりで、今後も何度も特集があると思います。

あらゆるレベル、ニーズの練習者が武術を楽しめるようにという雑誌のスタンスには大変共感をもてました。次号を楽しみにしたいと思います。
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(23)武術練習は山登りのようなもの?

2007/03/06 19:40
まだ3月になったばかりというのに世間はすっかり春ですね。

今年は暖冬でスノボにも一回しか行かずじまいで汗ばむ季節に突入とはいささか寂しい冬でした。
そのかわり練習はとてもしやすかったですがね。

ここのところ武術が少し前進できているような手ごたえが持ててうれしい反面 元気な人と自由推手をやってみると課題がたくさんあることを再確認したりして、ボチボチですが充実した毎日を送っています。

精神的にも技術的にも足踏みするような時期が不定期にやってきますが、この時は結構しんどいですからね。例えれば便秘のようなものでしょうか。

でもそういった時期はけっして無駄ではなく、真面目に練習していれば必ず先に進めるはずです。
大きくジャンプする前にグッとしゃがんで力をためてるのと同じだと思います。
焦らず急がず楽しみながら練拳しましょう。

現在武術人口は増え続け、じつに様々な人が練習されてると思いますが、残念なのは他者への誹謗中傷に触れる時です。

たしかに武術は他人を攻撃する、自分の身を守るのが目的の技術ですが、今の日本などの現状ではどちらかというと必要のないものですよね。

美しく表演したい人、健康になりたい人、単純に強くなりたい人、集まっておしゃべりしたい人、いろんな人がいますが、それでいいじゃないかと思うんです。

よく武術修行は山登りに例えられ、山はどこから登りはじめてもたどり着くのは頂上だと言われます。 
つまりどんな拳種を選ぼうともアプローチが違うだけで行き着くところは同じ達人だということです。

私はこの例えがすごく好きですが、山の楽しみって頂上を目指すだけじゃないですよね。

山の規模が大きければ大きいほど頂上にたどり着く人、または目指そうとする人は少なくなります。

ですが同じ山でも裾野の草花が好きな人、中間の高台の開けた風景や、偶然迷い込んだ谷にきれいな滝があったりして。 同じところをぐるぐるめぐるのもまた一興かも。

山のふもとにたどり着いてそこにいるだけで幸せな人だっています。w
楽しみ方は人それぞれです。こうじゃないとダメってのはないと思います。

私はゴルフやらないんですが知り合いのゴルフ好きだって大多数の人が100切るか切らないかですね。全然うまくならないですよ。w
だからといってやめる人は一人もいません。 なにしろ楽しんでますし、暇なら素振りしてますよ。
楽しんで続けられればそれが一番だと思います。

私は頂上が無理でも、せめてやっている型が実際にきちんと使えるとこまでは行きたいと思ってます。

そりゃあ頂上の360度のパノラマは全てが見渡せてさぞかし素晴らしいでしょうね。

世の中にはその更に先の世界を見てる人や実際に行ってる人もいるそうですが。
例えるならスーパーサイヤ人の更に先って感じですが(ドラゴンボール読んでない人すみません)、あるらしいですよその先が。

それはそれでわくわくする話ですよね。
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(22)推手(すいしゅ)

2007/02/13 23:16
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2月11日に日中武道研究会山陽支部の姫路での講習会に参加してきました。

毎度おなじみ坂野さんの冬合宿です。 過去のレポートは I大漁の一日 N線と螺旋がつながった? をご覧下さい。

今回は形意拳、八極拳、八卦掌、陳式太極拳、推手の各クラスがあり、広島から4人で参加した我々は2名が坂野さん教練の陳式を 私ともう一人は推手を選択しました。

教練は前回の同合宿でもお世話になった太極拳推手倶楽部の岩本さんと江口さん。

よく推手の事を二人でやる太極拳だとか他人と気を練る練習だとかいう説明をされますが(それはそれで正しいと思いますけど)知らない人には誤解されやすいし真意が伝わらないと思います。 ましてやおばちゃんたちが意味も無くくるくる手をまわしてるだけの風景を見ながらでは尚更ね。(;^_^A 

推手とはなんだ?と質問された時、私は一言「打撃のない組手」と答えるようにしています。 もちろん打撃も大切ですが、中国武術では主に相手に接触するための手段として用いられます。
中国武術の真髄は相手に接触してからが本番なので、触れてから相手の力の方向やこれからしようとしている事を正しく読み取り的確に対処していく力を養うためにあえて接触するまでのプロセスを排除した合理的な練習方法だと思います。

崩されないため、自分の力を発揮するため、相手の力を読むためには徹底的に力みを抜くことが必要で、動作もゆっくりと行うためにハタから見ると武術に見えませんが、その気になれば相手を怪我させることもできます。

もちろん練習ですからそんなことはお互いやりません。崩されたところで仕切りなおします。
また、意識がとぎれてしまうので自由推手以外は平円、立円、四正など回す法則を決めた練習をします。
打撃練習はちょっとした間違いで怪我することがありますが、推手は怪我の心配なく格闘の醍醐味である攻防のせめぎ合いのみを研究堪能できる優れた練習であると思います。

岩本さんは問題点の指摘と対策をとても丁寧に指導してくださり、とくに難しい説明を言葉にするのがとても上手な方で大変わかりやすく、ここのとこずーっと行き詰ってたところを直していただきました。 
また、飛ばしたり崩したり出来てもやらず、やられるんだよという事のみ教えてあげるという精神が人一倍強い方だなとも感じました。

同じく推手倶楽部の江口さんは岩本さんのお弟子さんで前回の講習会で少し推手をして頂きましたが推手にならないくらいまったく相手にならず、しかもわけがわからないままだったので今回は少しでも何かつかめるようにと思いながらお相手していただきました。

相変わらず強い方でとてもかないませんが、今回は江口さんの言われる事がおおむね理解でき自分の問題点もしっかり質問することが出来ました。よかった。

また推手は太極拳の対練ですが、流派を超えて推手を学ぶ人もたくさんいます。
今回も螳螂拳のみ練習されている方も推手クラスに参加されており、真剣に取り組んでおられました。

私も推手をするには太極拳を学ぶ必要があると思い、螳螂拳のみの仲間とはやりませんでしたが、これからはこだわらずにやってみようと思います。

推手は奥が深くやるほどに新たな疑問がわきあがり、新たな光が見えては感動し、時には膨大すぎる道筋に呆然とし、日進月歩していくうちに武術をこえて人生観まで変わってしまうほどの効果があるといいます。 私は呆然とすることが多いですが。w

一日中くるくるくるくる推手してましたが 時間が足りないっ!
学び足りない! あっといいう間の一日でした。 次回の講習会が今から楽しみです。

坂野さん、武研の皆さん、相手をしていただいた参加者の皆さんありがとうございました。
またよろしくお願いします。
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(21)練拳あるのみ・・

2007/01/13 21:56
最近、螳螂拳の練習はさらっと、練習のほとんどを太極拳に費やしています。

決して螳螂拳離れしてるのではなく、純粋に推手(打撃のない組手)のレベルを上げたくて。

東洋身体研究室で太極拳を習うかたわら週一のペースで先輩のN氏の練習場所に押しかけて行って主に推手に付き合ってもらってます。

N氏いわく私の最重要課題は無駄な力を抜くこと(あいも変わらず)、お互いの重心と力の方向を理解すること、だそうです。

んでこの半年くらい試行錯誤を繰り返しながらやってきたんですが、ここにきてハタと思いついたんです。

N氏は10代から武術をやっていて、今も私の3倍くらい(多分)練習してますから功夫が違いますよね。
力みを抜くのもベクトルの方向を察知するのももちろん大事なことですが、功夫(丹田力ともいいます)が強ければそれらはおのずと守れるのではないでしょうか。

こんな私でも後に始めた人や練習量の少ない人には負けないですもんね。 それがN氏には守らせてもらえないんです。
何を当たり前のことをと思われるかもしれませんが、要求を守る為には相手よりも功夫で勝ることかと思うんです。

そこで裏山先生に素直に馬鹿かと思われるような質問をしてみました。


「丹田力を効率よく強くする方法はありませんか?」


「やっぱりスワイショウ(脱力するための練習)をさんざんやればいいっすかね?」

どちらかというと口で説明するのがあまり好きでない先生は困った表情で、


「・・・死ぬほど練習してください。」


・・・ごもっとも。w

しかし論より証拠と推手をしながら説明をしてくださいました。 一度もやったことのない裏山先生との自由推手。 

「崩せるところで自由にやっちゃってください。」

無理っす!w崩せるところがないばかりか何度も手詰まりにされて逆に崩される。

何度か同じ手順で手詰まりにされた箇所で止めて、

「ここはこうすればかわせますよ。ここで脱力してこっちに押して・・。」

なるほどそうすればいいのかー。でも反応が遅かったり、反応そのものが出来てなかったり。

「だから場数を踏むしかないんですよ。さんざんやってれば反応出来るようになります。」

よ〜くわかりました。がんばります。w  私が上達しても先輩達はその倍の速度で逃げていく。 やられっぱなしの推手は当分続きそうです。


この項を読んだ皆さんはなんだまだそんなこと言ってるのか、とおもわれたかもしれませんが、武術の練習やってると何度か同じ思いを繰り返すもんだと思います。 
うまくいかなかったり、一定期間練習したらそろそろなんとかしたいとか自分でも気づかないうちに変にあせったてたりして。

でも結局はひたすら練拳あるのみなんですね。


さて2月10日、11日の二日間に日中武研山陽支部の新春合宿が行われます。
私も何度かお世話になり、この練習日記でも度々レポートさせていただいた坂野さんの講習会です。

会員の方のほか、一般の方や武術に興味があるけどやったことがないっていう初心者の方までどなたでも参加可能です。

どんなんかなと思った方は過去のブログ I大漁の一日 N線と螺旋がつながった? をお読みいただいて今すぐ新着情報を参照下さい。w

私は今回11日に参加させていただきます。 とっても為になります。
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S大阪に行ってきました。

2006/12/14 22:02
12月10日西先生とこの大阪のメンバーが忘年会をするということでお邪魔させていただきました。

今回は午前中に西先生に以前から習いたかった摘要1段(梅花螳螂バージョン)を御教授いただきました。 が、何分にも時間が短く1段の4/5くらいまでしか覚えられませんでした。
この套路は北派螳螂拳共通の套路で、細かな違いはあれども螳螂拳の螳螂拳たる特徴ある用法がつまった実用的な套路なので、是非近いうちに続きを習いに行きたいと思います。

練習後は忘年会に寄せてもらって楽しいひと時を過ごさせていただきました。大阪のみなさんありがとうございました。


さて、これまでにも何回か紹介してきた中国武術雑誌J kung-fuですが、特集は山東武術だけではなく、少林寺、陳家溝、台湾、香港にも取材されてるようなので、螳螂拳は一部の特集になりそうです。

ただこれまでの武術誌のように初心者には専門的すぎてとっつきが悪く、武術通には中途半端な内容でもの足りないといったジレンマを払拭するため、あえて初歩の初歩から丁寧に武術の魅力を伝えていこうというスタンスでやっていくそうなので、私も含めた武術初心者や、これから武術を始めたい、興味があるという方には大変朗報だと思います。

その為武術通の方にはいささかまどろっこしい部分もあるかと思いますが、そういった方には武術を始めたころの何も知らなかったことを思い出してそのころのワクワク感を再現出来るような内容にしたいとの事ですので楽しみにされてはいかがでしょう。

しかも毎号DVD付だそうです。
定価\1200 いよいよ来月です。
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R中国武術専門誌創刊!

2006/11/18 20:52
去る11月12日に呉市で日中友好協会呉支部による普及25周年記念教室交流大会が行われ、我々螳螂拳チームも日頃の御縁から表宴させていただきました。

午前の部では徒手套路を 午後の部では武器套路をそれぞれ表宴しました。

それにしても大勢に注目されて表宴すると何故ああまで力んでしまうのでしょう?
いつもの事ですが、足が浮いてしまって日頃の半分も成果が出せないのです。
人前での表宴にもずいぶん慣れてきたつもりでしたが、やはり緊張してるんでしょうね。

特に武器同士の対練である「盤龍棍進槍(棍VS槍)」は練習中でもいまだかつて無い不出来でメロメロでした。(;^_^A アセアセ・・・  

誰でも同じなんでしょうが、注目される中、未熟でもせめて普段どおりの実力が出せるように鍛錬しなければと改めて思いました。
ってゆーか、人前で出せるくらいが実は真の実力なのかもしれません。w

そういった意味で定期的にこういった表宴の機会を持つのはとても為になり、大変感謝しております。

この日は各種太極拳、長拳、武器などたくさんの表宴を見せていただきました。
それぞれ流派や目的は違えど、こんなにたくさんの人が身近で武術を練習されてるんだと思うと感慨深いものがありますね。



さて、前回のブログで紹介した中国武術専門誌が来年1月に発売されるそうです。

雑誌名は「J Kung-Fu」  刊行するのは空手専門誌の「JKファン」を出版されている株式会社チャンプです。

記念すべき創刊号の特集は北派螳螂拳の発祥の地「山東武術」です。
先月下旬の西先生への取材はこの為でした。 
その場に行けなかった私に広島から参加したメンバーがビデオを撮ってきてくれ、西先生や大阪の皆さんの元気な姿を見せてくれました。 多謝!
来月行われる大阪での忘年会には参加出来そうなので是非リベンジ(?)したいと思います。w

話がそれましたが、この雑誌はJKファンが置いてある書店なら必ず手に入るそうなので興味のある方は是非ごらん下さい。 ちなみに次号刊行は未定らしいです。定期刊行ではないのですね。
今発売中のJKファンにJ kung-Fuの宣伝が載ってるらしいのですが、私はどこに書いてあるかみつけられませんでした。

ま、新年を楽しみにしましょう。(o^∇^o)ノ
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Qショ〜ック!( ̄□ ̄;)!!

2006/10/19 23:29
来週西先生のところに雑誌の取材が来るそうです。

それも螳螂拳の特集だそうで、太極梅花螳螂拳の師匠や以前のブログKおすすめ図書で紹介した螳螂拳大要の著者、根本さんの御弟子さんも来られるらしいです。

当然武術交流や対打練習もするそうで、関係諸氏からお誘いを頂きました。

これは野球好きならイチローと松井と城島が、 洋楽好きならブリトニーとビヨンセとマドンナが、 合コンなら山田優とえびちゃんと小野真弓が来るから 来ない?って誘われてるのと同じですよね!?(ちと大げさ)


・・・が! その日は仕事です!


代わりがいないので休めず、よしんば無理やり休んだとしてもここのところ洗濯機、冷蔵庫が立て続けにお亡くなりになり新品を購入。スタッドレスのホイール付先行予約激安販売を予約(今月末支払い)。来月女房方で法事がある為一家全員で九州へ。とどめは娘ができちゃった婚で年末挙式。俺41でじいちゃんかよ。( ̄□ ̄;)!!

・・・・・てな訳で恥ずかしい話お金が無いのです。(ToT)

ああああああ! 世紀のイベントがぁ〜〜〜。(゚∇゚|||)はぁうっ!

実はこの間の長拳螳螂門の講習会にも仕事で参加できず全くこのところ武縁に恵まれません。(ToT) 
せめてN氏にビデオいっぱい撮ってきてもらおう・・・。

ところで11月に呉市で表演をします。このところ溜まったフラストレーションをせめて払えるよう
がんばってみます。詳しくはトップから新着情報で。
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P套路(とうろ=型)について

2006/09/25 15:01
最近対打(たいだ=組手)の練習をするにつけ、基本の重要さを改めて感じています。

中国武術の身体運用は本当に奥が深く、体の隅々にまで意識がとおり、制御し、はては自然に対応していけるようにすることが目的です。

纏絲勁により小さな力で大きな効果を得るとか、ゆるめることによって攻防のふところを深くする、発勁するなどは全てその上になりたってるものですよね。

私たちは普段の生活で歩く、座る、寝転がる、などの動作を特に意識することなくしています。
たとえば物をつかむのにいちいち目標物に視点を定め、腕をのばし、五指をまげてなどと考えませんよね。 ‘つかむ’というプログラミングを実行してるだけです。

よく練習中に「むつかしい、わからない、できない」言う人がいますが(私もたまに言います(;^_^A )、それはあたりまえです。 プログラムがないんですから。w

裏山先生もよく言われてますが、「むつかしいから練習するんです。すぐ出来ることなら練習の必要ないでしょ?」 ・・まったくです。

武術の練習とは武術的なプログラムを作成し、時には既存のプログラムを壊し整理しなおして脳というOSに書き換える作業のようなものだと思います。

なにを今更って感じですが、出来てないな〜って痛感することが多くて。w ひたすら単式練習です。w

単式練習は約束された型どおりに動いていく練習ですが、套路のように長くなく、ほんとに3〜5動作くらいを左右入れ替えながらひたすら練っていきます。一人用と組手があり、その種類もたくさんあります。 また、套路の中から取り出した動作でオリジナルな単式練習をしたりもします。

螳螂拳を使えるようになるにはこの単式練習が重要で、套路はなくてもいいって考え方もあるくらいです。

世間一般でも套路の重要性について喧々諤々あるようですが、私は套路とは習字でいえば先生のお手本と思っています。

習字を習ったことがある人はお分かりでしょうが、最初は先生に自分の手の上から筆を一緒に持って書いてもらいます。 次に先生の書いたお手本を見ながら自分で何枚も書いていきます。手直しをいただいて何回も何回も。

お題があります。「新年おめでとう」とか「秋分の日」とか。これが套路ではないでしょうか。
套路がいらないってのは50音表だけで習字を学ぶようなものと思うのです。

もちろん中国拳法の中にも意拳のように形意拳の套路を捨ててしまったものもあり、実質兼備な武術として確立されていますが、初心者にはつかみにくいということもあるようです。(私は意拳を知りませんので雑誌の受け売りですが。)

基本練習と套路をしっかり練習した人が「もう套路はいいや」っていうのはある意味受け入れられる気もしますが、これから練習始める人などにはやはり重要な練習だと思います。

山田英司さんは著書「八極拳ノート」の中で「套路とは先人の残した遺産であり、同時に‘俺はここまで到達した。お前達は生涯の鍛錬でどこまで到達するのか?’ という後世への問いかけである。」と書かれています。 すばらしい解釈だと思いました。

套路がいらないのではなく、套路だけ練っていれば強くなるって幻想が間違っているだけだと思う今日この頃です。




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O練習できない時の練習法?

2006/08/22 22:16
お盆を過ぎたというのに毎日暑いですね〜。 
私はここのとこ法事やらなにやら諸事が多く、練習もぱぱっとしかしない日が続いたため調子が悪いです。w

先日真昼に集まって練習したのですが、半熱射病状態でテンションも下がり、ぐだぐだになる始末。

よく‘暑い寒い”忙しい”体調悪い”などの理由で練習しなかったら(武術の)調子が悪くなったという話を聞きますし、私も何回も経験しています。
まぁ3日さぼるとダメですね。

やらないと出来なくなる、わからなくなる。
出来ない、わからないからやる気も出なくなる。
このマイナスの連鎖が恐ろしいですね。

しかし現代人には練習にさく時間が少なく、簡単にこの状態になることが多いのではないでしょうか?
時には武術以外のことにも時間を割きたいですしね。
何かいい打開策はないものか?


多くの人が練習は何時から何時までって決めているのではないでしょうか?
練習着に着替えて柔軟してよしやるぞーって。w

もちろんそれがベストだと思うし、私もそうしてます。本場中国の人たちも基本的にはそうしてるはずです。

ところが彼らは普段の生活の中でも普段着のまま突然武術をはじめたりするって話をよく聞きます。
革靴でスラックスにベルト、腰には長財布と携帯電話。w

雑誌やビデオの取材でもそれらしい場所に移動したり着替えたりせずに、仕事場で仕事着のまま動いてみせているのをよく見ますよね。
根本的に意識が違うんだと思います。

‘武術=生活”生活=武術”なんです。

ある日本在住の南拳の師範は、一日2時間の練習ではとても足りない。そこで普段の生活の中で常に身体運用を意識しながら歩くそうです。部屋の中での移動の数歩でもです。とはいっても外見はふつうに歩いてるように見えるはずです。

他にも信号待ちのちょっとした間や電車で立つ時、本屋で本を選んでる時、ただ立ってるのではなく站椿(たんとう)を意識して立つとか。
もちろんあからさまに腰をおとしたりしてると大変怪しいので(w)立つともなく立つのです。

あとよくやるのは仕事の手が空いた時、電車などの待ち時間に頭の中で套路(とうろ)を練る事。
練習中の套路のイメトレになり、その日練習しなかった套路の確認と忘れ防止に大変有効です。
おまけに待ち時間があっという間に過ぎて苦にならないという利点も加わります。
私はお風呂でゆっくり暖まりたい時にもこれをやります。

ただこの方法は、興に入りすぎると危ない目で一点を凝視してることが多いので、人前でやるときは目を閉じてやることをおすすめします。w

つまり頭の中に常に武術をおいているという事です。
これらを実行するだけでも全然違います。

そうすることで思うのが、仕事についてです。
勤務時間、休憩時間、休日・・・ 多くの労働者がこの認識の中で働いていると思いますが、仕事ばかりしていると心身ともに疲れますし、かといって休みが多くてもすることがなければだらけますよね。
今の仕事がすごくあってる。好きでたまらないって人は少ないでしょうから尚更だと思います。

休日でも仕事の段取りを考えてる時もあるし、仕事中でも趣味や他の事を考えてる時もある。
ここからここまでが仕事でここからはプライベートなんて割り切りは必要ですが、その線引きにとれわれすぎると休日出勤や残業などは苦痛になる。

どうせほとんどの人が人生の大半を働いて過ごすのだから、その状態をいい意味で楽しんだほうが得ですよね。

‘仕事=生活”生活=仕事”の意識を持つことが重要なのだと思います。

さて、上記の方法で意識はつなげられますが、まともな練習をしなければやはり脚力や柔軟性はそこなわれます。
時間がなくても柔軟と短い時間でいいから站椿はやったほうがいいです。そうして次回の練習につなぐのです。

それなりに練習を積んできた人なら少々インターバル空けちゃっても3〜5日練習すればやってきたところまでは取り戻せます。

武術の練習なんてマラソンのようなものなので、焦らず無理せず楽しみながらがんばりましょう。


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N線と螺旋がつながった?

2006/08/22 22:15
Date: 2006-07-19 (Wed)

7月15日、岡山は備前にて日中武道研究会山陽支部主催による武術講習会に参加してきました。

この講習会は、去る2月に参加レポートした同会の夏の合宿です。
前回参加させて頂いて大変よかったので心待ちにしておりました。

尚、このブログを読まれる方は過去のブログ、少なくとも「I大漁の一日」を読んでからでないと内容がわかりにくいと思いますので悪しからずよろしくお願いします。

講習会は15、16の二日間で行われましたが、残念ながら広島のメンバーは皆折り合いが悪く、私一人の参加となりました。しかも15日のみ。それも夜勤明け。(ToT)

私は夜勤の疲労と無事時間通り会場につけた安堵感から到着時は非常にまったりしていました。

それでも代表の坂野さんは大変歓迎して下さり、時間より早く着いた私に推手を勧めて下さるサービスっぷり。

しかも推手の相手をしてくれるのはこのHPの掲示板にも書き込みをして頂いた推手倶楽部の江口さんとあっては眠いだるい言ってる場合じゃなくなりました。

江口さんはN氏らとともに西先生の所で習っておられたこともあり、ほんの少しN氏から話を伺っていたので大変興味を持っており、初対面にもかかわらず挨拶もそこそこにさっそくお相手して頂くことになりました。(汗)

やっぱ強いっす。しかもべらぼーに。w

ペーペーの私が語ってもまるで意味がないでしょうが、存在感がすごいです。 
裏山先生はどこまでもやわらかくぬかに釘。N氏はすごい圧力でまったく歯がたたず。
それとはまた別の感覚でした。けっして力を入れてる様子はないのですが、なんちゅうかこう・・磁石の同局を引っ付けようとしてもはじかれる様な。
それでいてとてもねばっこい。

とても推手にならないので「自由にくずしてみていいですよ。」と江口さん。
と言われても何をやっても無駄なのでしまいには何をしたらいいかわからなくなり責めあぐねる状態。
普段から汗かきなのですが、夜勤明けも手伝ってすでに当社比三倍くらいの汗がふきだしてました。w

しかたがないので最近もっとも悩んでいる力みを抜いて張ること等について質問すると、淡々とそれでいて丁寧に答えていだだきました。 
その内容についてここで語るととても長くなってしまうのと、なるべく難しい用語をつかわず初心者にもわかりやすいというこのHPのコンセプトから外れるので割愛しますが、w 結局理解できたのは、私には出来てなくて江口さんには出来ているという事実だけでした。

さて当日は形意拳、陳式太極拳、二十四式太極拳、推手の各クラスがあり、私は今回も陳式を選択しました。
教練は坂野さん。 坂野さんの教え方の上手さは前回もレポートしましたが、今回もほんとに感服しました。

教える人のレベルのみならず、その人の体調ややりたがっている事、より遠くから来ている人への気使い、何より興味がわいて面白いと思わせる指導はもはや「エンターテイナー」の域に達していると言っても過言ではありません。w

いやいや指導内容はいたって大真面目で実のあるものばかりですよ。w

今回も套路はそこそこにより突っ込んだ意識の持ち方、纏絲勁の力を養うための槍の套路、そして今回とってもお得だったのは推手のクラスも体験させて頂いたことです。

教練は推手倶楽部代表の岩本利和さん。前述の江口さんの師匠です。
いきなり推手が始まるのかなと思っていたのですが、そうではなく、二人一組になって片方は相手を押す。もう片方はそれを脱力によって崩すという練習のみ行いました。

これがまた大変わかりやすく、指導して頂いてるうちに力を抜いているつもりでいかに抜けていないかを思い知らされ、うまく脱力できて相手が崩れた時、自分の力を本当に使わなくていいんだと知りました。
そしてこの日初めてほんのちょっぴりですが、太極拳で人を飛ばすことが出来たのです!

そして講習会も残り30分をきった頃
「斉藤さん今日で帰っちゃうんだから明日やろうと思ってたこと少しやりましょう。」と坂野さん。

少し高めの姿勢で馬式になり、左弓歩、右弓歩とゆっくりくりかえしながら纏絲勁を練るというもの。

やっぱり何だかうまくいかない私に、自分の脚を触らせて教えてくれる坂野さん。

まずはねじらないで動き、次に纏絲勁を駆使して動いてみせてくれ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・あれ?

「坂野さん、ねじってる時とねじってない時のはたからみた動きはまったく一緒なんですか?」

「そうですよ。筋肉総動員して内面はねじってますが、外側の動きは変わらず、むしろ最短距離を直線的に動くんです。」

他にもいくつか効果的なアドバイスを頂きつつ自分でもやってみると楽チン楽チン、普段よりもずっと長く動きを繰り返せるではありませんか!

部分的な筋肉で動くのではなく、すべての筋肉で脈々と動けば、局部的な負担がなく、しかも大きな力が出せる。
何だか朝一番で江口さんにした質問の答えも一緒に出ちゃった気がしました。 

そういえばこの間読んだ雑誌に書いてあったじゃん!w
ってーか、前回の講習会でも言われたきがするじゃん!w

なにはともあれ大きなきっかけをいただきました。多謝!

それと今回最大の収穫は「精妙を極める」のは時間がかかるが、「概要をとらえる」のは案外すぐ出来るということ。
もちろん優れた指導者が必要ですが。
そのことがわかっただけでもとても嬉しく、これからの練習にも励みが持てました。

坂野さん始め皆さんに熱烈なお見送りをして頂いて帰路についたのですが、前回同様目は冴え、翌日も寝覚めすっきり。 
是非また時間をつくってお邪魔したいと思います。

そして今回の最大の反省点。

「しまった、またデジカメとビデオ忘れた!!!!」
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M練習仲間募集の理由。

2006/08/22 22:14
Date: 2006-06-29 (Thu)

2005年10月、滋賀県での長拳螳螂門講習会の帰りの電車の中でN氏と話していて、練習仲間を増やそうということで盛り上がったのがきっかけでした。 

武術は一人で練習するのには限界があり、近所に先生もいないのでは上達はままなりません。
また、練習者のほとんどが社会人で家庭もちも当然多くいます。
必然的に合同練習もなかなか時間が合わず組手や套路練習もなかなか進みにくいのです。

昔、中国で文化大革命があった時、迫害された武術家が多数海外に流出しました。
ブルース・リーの逸話にもありますが、遠く離れた異国の地で修行を続けるにはどうすればいいか師匠に尋ねたところ、

「友人をつくり、武術を教えなさい。そしてその人を相手にすればいい。」

と言われたそうです。
ブルース・リーに限らず海外に渡った武術家の大半がそうしたそうです。 そしてこのことが中国武術を世界に普及させるきっかけになったのです。

練習者が増えれば、同じ日に一緒に練習出来る確率も上がります。

また、武術の練習は地味で肉体的につらい内容に一番時間をさかねばならず、長くやっていると周期的に倦怠期がおとずれます。w
そのままフェードアウトする人もたくさんいます。

もちろんものの価値観は人それぞれ違うので誰もやめる人を責めたりしませんが、すごくもったいないと思います。

というのも私が言うまでも無く武術はとても奥深く、習得にもとても時間がかかります。
その過程で以前出来なかったことが出来るようになったり、逆にわからなくなったり一進一退を繰り返しながら様々な気づきに出会うのです。
どんな小さな気づきでもその瞬間は目が覚めたような感覚が味わえます。

以前ある本で80歳を越える武術の先生が「毎日同じ套路(型)をやっていても何か新しい気づきがある。」と書いておられました。
私が太極拳を習っている裏山先生も同じことを言われたことがあります。

フェードアウトする人は武術の魅力の奥深さに触れる前にその気づきを感じられなくなってやめていくのです。

気づきは本人が自覚できるときもあれば、スランプに陥っていると思っていても先生からみれば確実に進歩していたりするものだそうです。

一人で練習するのはマンネリ化や倦怠期をおこしやすいので、定期的に合同練習を行うのが一番の特効薬だし。いろんなことが出来て楽しいです。

各地で行われている武術講習会に参加するのもいいですね。 
講習会では短い時間の中に様々なことが盛り込まれていて深く掘り下げられない分、いろいろ体験してもらおうという趣旨のものが多いので楽しめますし、新たな戸口になることうけあいです。

こうして集まって練習することでレベルアップや新たな課題や気づきがあり、何よりお互いに元気をわけてもらえます。
そして普段は一人で基本練習を続ける。

ようは一人練習と合同練習のバランスが大事なのです。

以上のような訳で練習仲間を募集しているのです。
基本的に体を動かすのが好きな人は体験したら必ず「おもしろい」と言われますし、仲間との定期、不定期練習も徐々にいい感じになってます。
活動の趣旨や内容は以前のプロフに書きまくっているので参考のうえ興味があればお気軽にお問い合わせください。
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Lパトカー呼んじゃった。( ̄ロ ̄|||)

2006/08/22 22:13
Date: 2006-06-22 (Thu)

最近日記の更新が遅いと指摘されました。(汗)
武術練習者募集のHPとしてはまめに更新してるつもりでしたが、個人のHPとしては遅いほうなんじゃない? と言われて納得。w

私としては過去の書き込みも全部読んで頂きたいので、あまりページを増やすのも抵抗があるのですが、書き込みを楽しみにしてくれている方がおられることを大変嬉しく思います。

さて今回は笑い話をひとつ。

もう二年くらい前ですが、呉のある公園で6人程で練習してたときのことです。
この日は剣、刀、槍の練習をそれぞれしていたのですが、突然公園の周囲を一台のパトカーがけたたましくサイレンを鳴らしながら走っていきました。

最初はお互いに「おまえが危ない目で練習してるからだー。」なんて冗談言ってたのですが、パトカーが二台になって帰ってきました。

どうやら何かを探している様子。実はこのとき通りすがりの知り合いが路上駐車して立ち寄ってたのですが、その車にパトカーが横付けしたのです。

あわてて車を移動しに行く持ち主。するとパトカーから降りてきた警官が手帳をかざしながら

「止まれー!!」

かたまる当事者。すると警官の態度が一変して

「あれ? 言葉通じる・・。あんたら日本人?」

「ええ、日本人ですが。」

「ああそう・・。 とりあえず免許見せてくれる?」

我々全員の免許証を検めると

「あのー、つかぬ事を聞くけどここで何か振り回してた?」

「はい。中国武術の練習で表演用の武器を使ってました。」

「あー武術ね。一応それ見せてくれる?」

実はあやしい中国人が武器を所持して集会を開いてるって通報があったらしいです。w

そのころにはパトカーも四台に増え、防弾チョッキを着用したSWATみたいなのも駆けつけて来ました。
我々の武器を見て

「あー刃はたってないねー。」

事件でなく安心したのか途端にはしゃぎだす警官もいて、

「ちょっと貸して。」

ぎこちなく振ったり突いたりしながら

警官「こうか? こうやるんか?」

私「ちがいます、こうです。」‘シャキーン!”

警官たち「おおー!」

満足げに去ってゆく警官たち。そしてこれからは武術練習中とわかるようにそれらしい服を着るか看板をたてて練習するよう言われました。

とはいえ毎回表演服着てなんか練習できるか!w 暑いしなにより洗濯が大変だわい。 看板たてて? そんな恥ずかしいことも無理!
という訳でこりもせず今も練習スタイル変えずにがんばっております。w

それにしても通報されたのは後にも先にもこれだけですが、あの公園は十年来誰かが練習していてすっかりおなじみの風景だったはずなのになぜ? いまだになぞです。

それからしばしばその公園で練習してるとあの時の警官がパトカーで巡回してきて信号待ちでこちらを見ながら苦笑してました。

皆さんも公園などで練習されるときはご注意下さい。w また、皆さんのもっと面白い武勇伝(?)があれば教えてくださいね。
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Kおすすめ図書(σ・Д・)σ

2006/08/22 22:09
Date: 2006-06-02 (Fri)

世間では日照不足による様々な問題が深刻ですが、連日の過ごしやすい天気のおかげで快適に練習出来る日が多く助かっております。w

さて、最近読んだ武術の本がよかったので紹介します。って言ってもその筋では結構有名で、武術のサイトを見てる人ならほとんどの人が御存知かと思いますが。

東邦出版 山田英司著「武術の構造」「八極拳ノート」の二冊です。

なぜ中国武術が使えないと言われるのか? どうしたら使えるようになるのか? その為にはどんな意識をもってどういった練習をすればいいのか?

「普通こんな攻撃してこねー」「この技すごいけど使えねー」何が必要で何が不要なのかわからないからやれといわれた練習は全部やる。でも本心はもっと効率よく練習したい。
その答えが体系立ててわかりやすく書いてあります。

武術をよく研究、練習されている人なら知ってる事だらけかもしれませんが、私のような者にはこのように初心者にもわかりやすくまとめられた本は大変ありがたく、とても参考になりました。

二冊ともそれぞれ太極拳、八極拳を銘打ってあるので他の拳種を学ばれている方にはスルーされがちですが、その内容は中国武術全般(とくに北派武術)に通ずるものだし著者もそのことを意識して書かれてますので違和感なく読み進めると思います。

次に、愛隆堂 伊藤 聡著 「はじめてのカンフー」

なんかベタで笑っちゃうタイトルですが、長拳を基本とした足わざ手わざの名称と簡単な練習方法がまとめられていて大変わかりやすく、武術初心者必須バイブルとして重宝するでしょう。
私も本屋やネットなどで調べ物をする時に、やたらうんちくが長いものや専門的なものが多過ぎて閉口することが多く、もっと初心者でも簡単にわかるよう系統的にまとめられたものが無いものかと思っていましたが、これはおすすめです。
子供向け? と思ってしまう文字の大きさとイラストには御愛嬌ということで。w

また、螳螂拳のHPなので螳螂拳の良書も紹介します。

福昌堂 根本一己著 「螳螂拳大要」

螳螂拳は北派だけでも現在たくさんの流派がありますが、本書はそれらを総合した技の紹介書で、実践理論を多くの写真と共に掲載されたまさに「大要」おすすめの良書です。

今回紹介した本はほとんどがN氏からお借りしたものですが、今では自分で購入し思いついたら開いて見ています。
ものはためしに目を通されてはいかがでしょう。
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J螳螂拳講習会終了、是皆感謝!

2006/08/22 22:08
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ゴールデンウィークを利用した毎年恒例の講習会もおかげ様で無事終えることが出来ました。

今年は既存メンバーすら折り合いが悪く、来れたり来れなかったりで毎日少人数になって少々さみしかったですが、反面参加者は皆熱心で内容の濃いものにもなりました。

今年は対打(約束組手)、領拳(二人用の套路)をメインに各種用法及び応用理論と実践を指導して頂きました。

套路(型)の中の動きには様々な応用が内包されておりますが、今回は段階を設けてより突っ込んだ解釈を御教授頂き、目から大量のウロコがボロボロと剥がれ落ち、その奥の深さに改めて感銘を受けました。

それにしても毎度の事ながら西先生の技のバリエーションと対応力の懐の深さには感服します。

「攻防は詰め将棋や。」という言葉どおり先の先を読み柔軟かつ素早い対応はさすがとしか言いようがありません。

3日間という短い時間では学べる事も限られますが、それでもやはり参加者にとって実りの多い講習会でした。

忙しい時間を割いて来広してくださった西先生はもとより、講習会実現に尽力して頂いたN氏、そして参加者の皆さんには大変元気を分けて頂き、感謝感謝です。

今回学んだ事を今後の練習に活かしてがんばりましょう。


それとこの4日にフラワーフェスティバルで表演もさせて頂きました。

30分という短い間でしたが、その中に少年武術、伝統太極拳、健康太極拳、表演武術、伝統武術、と現代の武術のカテゴリーが詰まったよい表演会だったと思います。
(それぞれの違いは以前‘現代の武術事情’という見出しでレポートしてますので参照して下さい。)

ちなみに伝統武術が我々螳螂拳チーム。伝統太極拳は私が陳式を習っている裏山先生が表演されました。

また出場者のレベルも様々でしたが、皆一所懸命でその熱意は充分に伝わったのではないでしょか。

何はともあれ、武術三昧のゴールデンウィークは幕を閉じました。皆さんお疲れ様でした。(^o^)
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I大漁の一日。

2006/08/22 22:06
Date: 2006-02-14 (Tue)

2月12日に姫路での日中武道研究会山陽支部主催による武術講習会に参加してきました。

当日は陳式太極拳、孫式太極拳、推手、形意拳の各クラスがあり、広島から5人で参加した我々は全員陳式を選びました。

型は老架。教練は日中武道研究会山陽支部代表の坂野裕さん。
坂野さんは前回の福山での講習会のレポートでも紹介しましたが、岡山、姫路で長拳螳螂門、陳式太極拳を練習、指導されている方です。

坂野さんはとにかく親切で、参加者一人一人に気を使って指導されます。
「何か質問は無いですか? 遠くから来てるんだから損をしないように出来るだけたくさんつかんで帰って下さいね〜。」
こちらから質問する前から精力的に参加者に触れ回り、時には自分の体に触れさせて口で説明しにくい動きをわかりやすく教えられます。

特に纏絲勁(てんしけい=らせん状に伝わる功夫。直線的な力より少ないエネルギーで強力)は初心者にはイメージがつかみにくく、練習をつんで自分で気付いていくしかないと思っていましたが、体に触れさせながら実にわかりやすく説明され、更に私の体でも外的に指示しながら纏絲勁を作って頂き、その片鱗を体感させて頂きました。( ・∀・)=b グッジョブ

他にも站椿(たんとう)の見直しや槍の用法、単練法等、型よりも用法や基本功に重点を置いた盛りだくさんの内容で大変貴重な体験をさせて頂きました。

また印象的だったのは「きちんと意識をもって練習して(武術として)使えるようになって下さい。」という言葉。武術練習者として気の引き締まる思いがしました。

そしてもう一つ 体感報告をします。

実はこの日の前日、深夜まで仕事をしていた私は睡眠不足と疲労をかかえながら広島⇒姫路間を車で移動しての参加で体調は最悪でした。
しかし練習をしているうちに目は冴え、意識と五感が研ぎ澄まされていくような感覚をおぼえてきました。

ああ、これはきっとナチュラルハイになっているんだろうな〜。なんて思ってたとき、丁度站椿をしていたのですが、坂野さんからこんな一言が。

「意識と体が調和していいとこに入っていくと目がパッチリ開いて耳も良く聞こえ、周囲の様子がよくわかるようになりますよ。」

おお!ひょっとして今それに近い状態なのか? でもハイになってるだけかも。などと思ってたのですが、帰りの運転も同行者が替わってくれる予定でしたが、とうとう全部一人で運転しきりました。たいして眠気もこず、翌日もすっと起きられ、さして筋肉痛にもならなかったのです。

普段も長時間練習すると異常に便通がよくなったりしますが、参加前の体調が最悪だっただけにこれはプチ感動でした。

坂野さんの次回の講習会は7月の予定との事。是非また参加させて頂きたいと思います。

ともあれ、坂野さんはじめ関係者の皆さん、誘ってくれたN氏に感謝感謝です。

尚、坂野さんに了承を頂いて私のHPから坂野さんのHPにリンクさせて頂けるようになりました。どうか御利用下さい。(o^-')b
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H陳式太極拳(老架)の講習会に行って来ました。

2006/08/22 22:05
Date: 2006-01-21 (Sat)

去る1月15日に福山で行われた広島県東部伝統拳協会主催による野口敦子先生を招いての陳式太極拳の講習会に参加してきました。

きっかけはN氏からのお誘いでしたが、野口先生は中国や日本の有名な武術大会で優勝経験もある実力者であり、私的には王西安という陳式太極拳の伝人のビデオで王先生と推手(すいしゅ=太極拳による打撃のない組手。力を抜き相手の力に逆らわず自分はバランスを保ち、相手を崩すように行う。)をしていたり、大極剣の表演をしていた女性であるという点で大変興味をそそられつつ参加しました。

最初に紹介されて挨拶を交わしたのですが、第一印象は「ちっちゃい。」(すみません( ̄∀ ̄;)ハゥッ)かわいい感じの(とはいえおそらく私よりもけっこう年配と思いますが‥)女性で、由美かおる的な年齢不詳な方です。w

‥が!短い挨拶のうちの何気ない普通の動きからして全てがゆるんでいるのがわかります。
そして柔軟体操が始まるとそのゆるゆるはとめどを知りません。(なんて表現だw)

套路(型)に入るとその凄さは明確で、動きの流れが止まることはなく、ぶれることもありませんでした。
こんな高いレベルの人と同じ場所で一緒に套路をすることがどれほど意味があるかうまく書けませんが、そのことをかみ締めながら練習しました。

また、いつも習ってるのは新架なので、同じ太極拳でもずいぶん違う風格でとまどいながらの練習でしたが、いい経験になったと思います。
それにビデオでしか見たことの無い王先生の老架を一通り練習できたことも大変感慨深いものでした。

代表の壇上さんによるとまだ時期は未定ですが王西安先生を招いての講習会も検討中との事なので、その折には是非とも参加したいと思います。

この日の参加者(もしかして主催者側か?)日中武道研究会山陽支部の坂野さんがおられ、わかりにくい纏絲勁(てんしけい=螺旋状に働く力)の説明を実際にやって見せながら説明して下さいました。播(゚∀゚d)イカス!

坂野さんは岡山、姫路で長拳螳螂門と陳式太極拳を練習、指導しておられ、昨年および一昨年の滋賀での長拳螳螂門の講習会でも大変お世話になりました。

来る2月には姫路で坂野さん主催の講習会があるそうなので参加するつもりです。結果はまたアップしますね。(*^□^*)
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G武術の効果 その2

2006/08/22 22:03
Date: 2005-11-30 (Wed)

武術が体その他にいいということを以前のたまいましたが、漠然としたことをうんぬんしただけでした。

私が太極拳を習ってる東洋身体研究室のHPに練習閑話のコーナーがあるのですが、この度同じ練習生(女性)による書き込みがあり、武術の体への効果を身を持って体験したことが綴られており、非常に共感を覚えました。

この人は冷え性と重度の肩こりに悩まされていたのですが、それがどんな風に改善されたかわかりやすく語られています。
題名は「指先のほかほか‥」です。
興味がある人は参照してみて下さい。http://blog.taobody.com/?month=200511


また、武術を練習する人は30代〜50代が一番熱心に取り組むそうです。
それはやはり体力の衰えや、年齢を重ねることで年老いた自分をリアルにイメージ出来るようになった為、若い人よりも自分の体に対してより真剣に向かい合うからだと思います。
若いときから空手などをやっていて、年齢と共に限界を感じて中国拳法に移行する人も多くいます。

衰えていく全ての力。治らない怪我や故障とは折り合いをつけながらうまく付き合っていく。
そうしたことを繰り返すうちに新たな身体の可能性に出会ったりもするのです。

かく言う私も今年で40歳。年を取ったという気も無く、かといって年をとるのが嫌でたまらないって訳でもありません。
長拳螳螂門の高道生先生の半分も生きてないのですから。

私には武術があり、その効果の片鱗も知っているので先が楽しみなのです。
中高年の皆さん人生を最後までエンジョイ出来るようがんばりましょう!v(-^∀^-)v 若い人は出来るうちに出来るだけガンガンやりましょう!(o^-')b
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F螳螂拳の練習過程。

2006/08/22 21:59
Date: 2005-11-23 (Wed)

前回説明した武術のコンセプトについて、我々が目指してるのは実戦武術です。

平和な世に生まれ戦闘の必要もなく、趣味として武術そのものの魅力にとりつかれてるだけですが、やはり武術ですから本当に使えるようになりたいのです。

別に喧嘩がしたい訳ではなく、純粋に身に付けたいのです。

とは言いながら実際は私も含めメンバーのほとんどが実戦とは程遠いレベルです。(;´д`)
相手がまったくの素人さんならともかく、なんらかの格闘技経験者にはまったく歯が立たないでしょう。

それに前回書いたとおり、中国武術を使えるようになるには時間も努力も良い師匠も必要ですが、現代人には練習にさく時間はなかなか持てないのが現状です。

そこで裏山先生や先輩師兄のN氏に相談したところ、ある程度練習を重複してやりましょうということでした。

本来、ひとつひとつ要求がみたされてから次の段階に進むのが筋ですが、ある程度出来たらそれを続けながら他のこともやるということです。

ひとつ間違えば理論は知っていても結局何も出来ない様になるかもですが、そこは先生や師兄に監督してもらいながらやることで解決できるでしょう。

で、実際に螳螂拳の練習ってどんな風にするのか簡単に説明します。

まず柔軟などの準備運動。そして武術的な体を創る為の基本功といわれる練習。これは足上げから回し蹴り、飛び蹴り等の練習が主になります。

次に架式(かしき)といわれる螳螂拳の站椿(たんとう)。
これはひとつの型を動かずにポーズをとり、練っていくもので8式あり、ひとつを除いて左右対称なので全部で15型あります。
他の流派で八式と言われるものとほぼ同じです。(練習風景にアップしてますので参照してください。(o^-')b)
最初は一型10〜20秒くらいから初め、慣れてくるにしたがって時間を伸ばしていき、1分くらいはするようにします。
大抵の流派にこの站椿はあり、地味で辛い練習ですが、全ての基本であると同時に、練習は站椿に始まり站椿に終わると言われるほど重要な練習です。

伝統武術では、この基本功と站椿だけを1〜3年やらせるそうですが、そんな暇は無いので、ある程度出来たら套路(とうろ=型)に進みます。

長拳螳螂門には武器も含めて90以上の套路があるそうですが、全部の習得はとても無理なので、まずは基本五套路と言われる套路をひとつづつ学習します。(このあたりでかなり楽しくなってきます。w)
その後段階を見て刀・棍・槍・剣の四大武器の套路とその他の徒手(素手)套路を本人の希望、または先生や師兄がその人にあったものを必要に応じて教えていきます。

套路は一人で練習する為に実に合理的に作られています。
その主なメリットは
●いつでもどこでも一人で練習出来る。
●怪我の恐れなく鍛錬出来る。
●武術的な体力造りになる。
こつは常に相手がいるものとして行う事。気持ちよさよりも確実に要求が満たされているか確認しながら行う事です。私は気持ちよさを先行させてよく注意されてます。w

他にも領拳という二人で行う套路もあります。これは基本的に一人用の套路全てに対して存在します。

次に二人一組で行う対打といわれる単式練習。つまり約束組手ですね。単純なものから複雑なものまであり、実戦力をつける第一歩となります。

そしてその後、散手・散打といわれる自由に打ち合う組手に移行します。
最初はお互い寸止めでゆっくりからしだいに早く。慣れたら防具をつけて試合として行います。
ここまでいけば武術としてかなり通用するようになっているはずです。

余談ですが散打は最終目標ではなく、あくまでも練習の一つであり通過点にすぎません。
初心者の私にとって靄がかかったように漠然としたイメージしかもてませんが、中国武術の真の魅力はその先に広がっています。
目標とするレベルの相違はあれ、実戦武術を目指すなら散打まで一通りこなして初めてスタートラインにつく感じでしょう。

まとめると、まず柔軟、基本功、そして架式。
ちなみにこれは初段階では練習の度に教えますが、やり方を覚えたら各個人でやってもらいます。

次に套路練習。そしてある程度進んだら領拳、対打を同時進行でやっていきます。
集まって練習するのはこれが主な目的ですから。
今の我々はこの段階です。N氏の監修のもと誠意練習中です。

まだまだ時間がかかりそうですが、ある程度要求が満たされてきたら、散手・散打に移行したいと思います。

我々は実戦武術を目指してますが、前回も述べたように健身や表演のみやりたい人もいるでしょうし、はじめから修行のようにやろうと思う人も少ないかと思います。
人によってスタンスは様々です。
また、真剣に練習するうちに方向性が変わったり、もっと奥を知りたくなったりもします。

我々の会ではそんな一人一人のスタンスを尊重し、一つの考え方を強要することはありません。武術に対する興味や熱意さえあればいいのです。

堅苦しい説明になったかもしれませんが、実際の練習風景は人数も少ないせいか各自やりたい練習をし、休みたい時に休み、冗談や雑談を交えながら和気藹々なごやかでそれでいて不思議とまとまりのある雰囲気でやらせてもらってます。

参考になったでしょうか? 練習の見学、体験。是非参加してみて下さい。(o^-')b
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E現在の武術事情

2006/08/22 21:57
Date: 2005-11-16 (Wed)

現在の中国武術の方向性は大きく分けて三通りだと思います。

一つ目は表演の美しさをひたすら追求するもの。
個人の身体能力を高め他人に魅せることが目標で、多くの大会があり、その内容は現在新体操に迫る勢いです。
魅せるのが目的ですから、派手でアクロバティックな動きが多い反面、実戦性は度外視されているようです。

二つ目は養生法として。
格闘は必要なく、虚弱体質の人や年配の方が健康、健心の為に行います。
これは長い年月をかけて体を科学してきた中国武術の内功的な部分に着眼したもの。また、戦いは嫌いだが、武術のそういった部分に魅了されて練習する人もたくさんいます。

世の中が平和になり、また戦争そのものが圧倒的な兵器に依存するものに変わったことから、肉弾戦の必要が少なくなり、武術そのものの意味合いが変わってきた結果だと思います。

そういった現状から中国武術は神秘的で奥深いという認識が強い反面、格闘技としてうさんくさいという印象をもたれることが多いのもいなめません。

套路(型)練習などは「敵がそんなに都合よく動いてくれるんじゃないから無駄だ。」とか、太極拳にいたっては、
「そんなにゆっくり動いて武術と言えるのか?」とか、「結局気功中心の健康体操でしょ?」とか。

他にも色々ありますが、結局のところ、「ホントに闘えるの?」ってことです。

そこで三つ目の伝統・実戦武術です。
これはひたすら生残る、あるいは大切なものを守るのが目的ですから、見た目よりも実戦性を追求する武術本来の姿です。

想像してみて下さい。 昔の中国(中国に限ったことではないですが‥)は度々異民族の侵略と戦い、普段の生活も治安が悪く、生きるために自分で身を守る必要が高かったのです。それもほんの数十年前まで。

そんな環境と歴史ある中国文化の中で育まれた武術がいかに優れたものであるかおわかりでしょう。

ただ悲しいことに、そんな生き死にの実戦経験を持つ優れた達人も多くは死ぬか年老いてしまったのが現実のようです。

中国武術は奥が深いので、早熟という訳にはいかないようです。
伝統の練習方法では優れた師匠につき、最低10年くらい(しかも毎日ほぼ一日中)練習しないと使えるようにならないと言われます。
そのかわり、そうして身に付いた武術は即席やパワーに頼った者を凌駕し、一生を通じて進化していくそうです。

中国武術で闘えるのか? 答えはYESです。

ただし、ここで述べたように現在の事情では戦いを主眼においたものが全てではない(むしろ多い)ので、全部を同じ目で見るのはナンセンスです。

誤解してほしくないのは、戦わない武術を馬鹿にしてはいけません。方向性が違うだけで、そのコンセプトはそれぞれ素晴らしいものです。

武術をこれから始める方、やってるうちに迷っちゃった方、方向性をきちんと決めて取り組むと練習もより充実していくと思いますよ。

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D太極拳を始めたきっかけ。

2006/08/22 21:56
Date: 2005-11-14 (Mon)

螳螂拳は説明したとおり、素早く切れ目無く表演するようにします。
ただし最初は一つ一つゆっくりと確実に要求が満たされるように練習します。

先輩師兄のN氏に習ってたのですが、私がいつも言われるのが、

「力みすぎ」とか「手先だけしか動いてない」とかEtc‥

極めつけは、

「股関節が動いてない。」です。

これは武術をやってる人ならすぐ納得できることですが、初心者が最初に言われて戸惑うワードNo,1でしょう。w

股関節? ゆるめる? なんのこっちゃ?

身振り手振り、見本を見せて、言葉をつくして説明してくれるのですが、わからない。
また、言わんとすることが頭で理解出来ても体がそのとおりに動かせない。

これは習う方も教える方もとてもストレスがたまる、また、だからこそ面白味ややりがいがある大切なことだと思います。

ようするに武術では外や内から発生する力を全身を使って有効に伝える事を目標にしているのですが、間接や筋肉がかたまっているとそこでせっかくの力が止まってしまうのです。

なので体の各所を緩めておく必要があるのです。

ふつう人は何かに集中したり緊張したりすると体をこわばらせますが、武術では逆にそういう時こそ気は張って力みを抜く練習をします。

私の場合腕力に頼りガンガン力む傾向が人一倍強く、見かねたN氏が力を抜くのに太極拳が適当だろうということで東洋身体研究室の裏山先生を紹介してくれました。

実は太極拳には前から興味があったのですが、はっきり言って素人には踊りや体操にしか見えないあの動きから嫌遠し、年とってから始めたいなんて失礼な考えを持っていました。(すみません( ̄∀ ̄;)ハゥッ)

しかしN氏が進めてくれたように、これがいいのなんの。w

まず太極拳が進むと螳螂拳も進む事を実感。次に1年くらいで前より確実に健康で柔軟になってる事を実感。

裏山先生は拝師弟子(正式な弟子。師匠と家族同然の契りをかわす。)として今も年に何度か中国に修行に行かれ、30代前半と若いですが実力も将来性もあります。

普段は物静かですが教え方も上手で、人それぞれにあった指導をされます。そしてそれはとても理にかなっていて説得力のあるものです。

螳螂拳が剛より入り柔に至り、そしてまた剛に至るのに対して、太極拳は柔より入り剛に至り、そしてまた柔に至ると言われます。

螳螂拳は外は激しく内は静かに。太極拳は外はゆるやかで静かでも、内は気の濁流が早く激しく流れる。丁度、高速で回転するコマの様に触れた瞬間はじかれる。

螳螂拳が人の生理現象を巧みに利用し、敵に二択三択をせまる論理的実践的な拳法であるのに対し、太極拳は体全体を大きな流れ(宇宙)であるとし、捨己従人・後動先制を宗とします。

螳螂拳で瞬発力や身体能力を高め、太極拳で気のめぐりを高め、骨格の位置をリセットし健康になる。

以前はどっちつかずになるのではという不安もありましたが、今は私の中でそれぞれがいい意味で影響しあっていて、どちらも気に入ってます。

それぞれの武縁に感謝しつつ、今後も精進したいと思います。
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C螳螂拳について。

2006/08/22 21:54
Date: 2005-11-14 (Mon)

皆さんは螳螂拳ってどんなイメージをお持ちですか?

古いカンフー映画ではよく悪役(ってーか、やられ役)が使ってましたねー。w

でも本物とは程遠い風格のものが多く、やたら奇声を発しながら腕を振り回したり、カマキリっぽくするためか指先で敵の服を切り刻んだりするものも見たことがあります。ヾ(・・;)ォィォィ

そう言えば昔、関根つとむさんがコントでやはり奇声を発しながらでたらめに暴れまわり、螳螂拳!と言ってた事もありましたね。(´Д`|||) ドヨーン

若い人なら某格闘ゲームのキャラクターを思いうかべるのではないでしょうか?
常にカマキリの構えをしていて、遠くからちまちまと攻撃しては離れるステップワークを駆使し、飛び掛りや投げで「イーン!」と叫ぶ金髪の彼。w

当時私もかなりはまったゲームですが、私の螳螂拳に対するイメージはまさに彼でした。

しかし、はっきり言ってあれは螳螂拳ではありません。w 全部は否定しませんが、まず常にカマキリっぽく構えてません。手法は状況に合わせて変化させ、むしろあの形になる事のほうが少ないです。

プロフィールでも少し紹介してますが、基本は少林拳です。上半身はカマキリの動きを取り入れてますが、下半身は猿の動きです。

ゲームでは遠距離から飛び込んではチクチク攻撃してすぐ飛びのくという戦法を得意としていますが、実際の螳螂拳は相手の攻撃をさばきながら接近し、むしろ密着に近い状態から打撃や投げを打っていきます。

特筆ものなのは密着状態からの点穴(指でつぼをつく)、間接技、投げ、いずれも人の生理反応をたくみに利用した知恵と技術の結晶なのです。

よく、表演してみせると、「以外とカマキリっぽくないですね。」とか言われますが、そういった理由からでしょう。

ところで螳螂拳は跳躍や飛び回し蹴り、上・中・下に激しくポジションが入れ替わり、一気阿成と言われるように、切れ目無く確実かつ素早い動きを追求していきます。

故に身体能力は確実に高くなっていきますし、体だけでなく頭まで鍛えられますので、ストレス解消はおろかボケる心配もありません。w

まあ百聞は一見にしかず、興味がわいたら是非見学体験しに来て下さい。
私は全然ですが、メンバーにはそこそこの実力者もおりますし、螳螂拳の素晴らしさの片鱗は伝えられるのではないかと思います。
また、レベルの高い方についても相談に乗りますので、お気軽に問い合わせてみて下さい。
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B武術のいろんな効果。

2006/08/22 21:53
Date: 2005-11-14 (Mon)

よく一般に武術は体にいいといわれます。
特に太極拳は体の調子を整え、万病に効くというのは武術をやらない人でも知っている事実です。

では何故体にいいのでしょう? たんに運動そのものが体にいいというのであれば、他の格闘技やスポーツでもいいはずです。 それは確かなのですが、違いはもっと別のところにありました。

空手、相撲、ボクシング等、それぞれ長所があるメジャーな格闘技ですがどれも選手生命が短い。
30を過ぎると体力の衰えやけがで徐々に選手としての力は失われていきます。

ところが合気道や中国武術の世界では60歳の達人が20歳そこそこのパワーあふれる若者に平気で勝ったりします。

確かに圧倒的なパワーとスピードとスタミナの前ではいくら技があってもかなわないでしょう。
しかしパワー、スピード、スタミナのみに頼っていてはいつか衰えていくばかりで誰もこれには逆らえません。

中国武術の考え方は、よけいな力みを抜き、限られた体力を無駄にせず、自然の力を味方にするというもの。
一見雲の上の話のように感じますが、達人の逸話によると努力は必要だが、決して高嶺の花ではない。先人の教えに従って正しく練習すれば必ず達するとの事。

このようにして培われたパワーとは違う力。これを功夫(カンフー)といい、一生をとうして増大するといわれます。

つまり中国武術は心体の内に意識をむけるから体にいいのですね。
すなわち体と心を柔軟にし、体の隅々にまで意識と血流をおくり健康になるわけです。

そんな高尚な話はともかく、私ほどのレベルでもおかげさまで体はやわらかくなり、あちこちひきしまって病気もしなくなりました。
おまけに仕事や人生の問題でもそんなに悩まなくなり、ゲームが好きなのですが練習のほうが忙しくてやる暇がありません。w

武術があるだけで人生が華やかでエネルギッシュになり、日々前向きに生きられるようになりました。これは嬉しい誤算ですね。

武術をまだやったことの無い方、やりかけてやめちゃった方、是非この感覚をあじわってみませんか? 
いいですよ〜。一生もんです。ヽ(*´ー`)ノ
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A武術を始めたきっかけ。

2006/08/22 21:50
Date: 2005-11-14 (Mon)

4年前の春。高校時代の友人が拳法仲間と花見をするので来ないかというので参加しました。

宴もたけなわになると自然と表演会になり、初めて目の前で展開される中国武術に圧倒されました。 すごい!自分もあんな風に動けたら‥。
でも体かたいし運動不足だし絶対無理だぁ〜。ってのが最初の印象でした。

その一月後のゴールデンウィークに和歌山拳術同好会の西好司先生が広島の螳螂拳チームに招かれて来広され、前回の花見で見た螳螂拳にすっかりインスパイアされた私は招かれるまま練習を家族を引き連れ見学に行きました。

15人くらいはいたでしょうか。わりと女性も多くレベルも様々な練習生にそれは親切&フレンドリーに指導する西先生。しかしその繰り出される技の数々はまさに武術! ウズウズしている私に気付いて「やってみるか?」と声をかけて頂き、いくつかの用法と説明をして下さいました。

当時の私は武術の武の字も知らず、運動不足で体調も崩しがちだったので、まったく訳がわからず、ただただこれはすごい!と感じただけでした。

しかし西先生はどこの馬の骨かわからない飛び入りの私に(正確には女房子供にw)親切にしてくださり、別れ際になんと記念に剣を一本頂いたのです。
その時はただ恐縮するばかりでしたが、今思えばこの時「これはもうやるしかない!」と決めたのです。

それから一年間は運動不足解消、いつかかっこよく表演出来るくらいにはなりたいな〜って感じで月に1,2度シャレで練習するくらいのペースでやって、とりあえず基本と言われる套路(とうろ=型)を3つほど覚えた頃。 再びゴールデンウィークに西先生が来広されました。

今回は広島のGW名物フラワーフェスティバルに螳螂拳チームが出るということで私も練習&応援に行きました。
練習後、表演に出る人と順番などの打ち合わせをする西先生。 すると先生から以外な一言が‥

「斉藤さん、一番手な。」

・・・・・・・・・・・・・へ? o(゜◇゜o)ホエ?

んなアホな。Σ(゜Д゜;o) 人前で表演なんてまだできるレベルじゃないですぜ先生!オイオイ・・ (;´д`)ノ
しかし半場強制的に出演する事に。しかたないので長拳螳螂門で最初に習う螳螂手という型をしました。
もう何やったか覚えてないくらいにあがりまくり、なんとか手順どおりにやれたようですが、今はその時のVTRは恥ずかしくて見れません。w
広島の螳螂拳チームの諸兄はヒヤヒヤものだったらしいです。w

しかしこのことがホントにうまくなりたい気持ちに火をつけ、毎日架式{かしき=螳螂拳の站椿(たんとう)。8つの型があり、それぞれのポーズでじっと動かない}をするようになり、週1回実力のあるN氏にお願いしてきちんと習うようになりました。

その年は夏にも西先生が来広して教えて下さり、その後も交流を繰り返し、今では12の徒手套路と、6の武器套路を覚えました。もちろんまだまだいろんな要求が満たされておらず練習中です。

最近は螳螂拳チームとしてフラワーフェスティバルの他にも表演に出させて頂いたり、まったく感謝しております。

長くなりましたが、これが私の武術との出会いです。

次回は武術の心体への効果など語ろうと思います。(●^o^●)
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@螳螂拳の講習会に行って来ました。

2006/08/22 21:48
Date: 2005-11-14 (Mon)

10月9日:日中武道研究会主催による台湾の高道生老師を招いての長拳螳螂門の講習会に参加して来ました。

同会による講習会は毎年10月に3日間開催されてますが、私は去年初めて参加させてもらいました。
去年は3日間フル参加しましたが、今年は時間的都合で1日のみ行って来ました。

場所は滋賀県の山の中。日帰りなので強行でしたが秋晴れの中さわやかに練習出来ました。

講習は徒手、武器あわせて6つの套路(とうろ=型)のクラスに分かれていて、それぞれに武研の教練がついて教え、そこを高先生と弟子の呂元郎教練がまわりながら指導する形式で行われました。

私は今回、六合槍という槍を習うつもりでいましたが、仕事の都合でほとんど徹夜明けで参加したため、最初に行われる教練の模範表演を見ただけで一日で覚える自信が消失してしまいました。(´Д`|||) ドヨーン
そこで復習のつもりで四路梅花刀という刀の套路を習うことにしました。 

やはり多人数で練習するのは良いもんですね。一緒に参加したN氏も言ってましたが、この講習会のいいところは初心者でも講習が終わる頃にはなんとか形になるようになるというとこです。

それに全国から長拳螳螂門を練習している人が集まるので自然と練習にも熱がはいります。

習い損ねた六合槍はまたの機会に同行したメンバーから教わるとして、機会があればまた講習会に参加させてもらおうと思います。

高道生先生と長拳螳螂門については日中武道研究会の公式サイトで紹介されていますので検索してみて下さい。
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